ときどき、株屋向けの経営雑誌に小売の分析が載るのですが、

まあ、決まり文句というのでしょう。

どうもこのテの雑誌はデフレが嫌いなので、

デフレの寵児の一角であったしまむらの不振が、景況、つまりデフレを脱却してインフレモードになってきた現在に合わなくなってきたという見方をかならず載せたがりますねえ。

私は、野中社長の弁にもありましたが、組織問題にあるような気がします。

セールで、ふなっしーがゴンドラヘッドのパネルにどーんと出ていましたが、こういうキャラに頼るのはらしくない。

もちろん、むかしから地味にディズニーとも契約しているなど、キャラマーケはしっかりとやってますが、

ここから数十年脱却できていないところに、組織の硬直化を感じます。

環境は刻刻と変化し、リテールブランディングの方法もかわります。

垢抜けないところがしまむらのよさでもありますが、果たしてそれだけでよいか…。注目したいところです。