ソシュール学の泰斗丸山圭三郎先生のロジックを真似れば、

「あそこにある店は医薬品と化粧品があるからドラッグストアだ」とお客が認識して医薬品を買いにいくのではなく、

「私がいつも便利で、買物するのが楽しいと思っているお店に医薬品も化粧品もある」のではないか。

つまり店舗とはお客との関係性があってはじめて存在する。

どんなものが揃っていたとしても、顧客と関係なければ、存在していないのと同じだ。

当たり前のことだが、この本質を理解していない企業は、ヘルス&ビューティのドラッグストアの食品はついででよいというフレームワークから逃れることはできない。

店舗はなにが置いてあるかはじつは重要ではない。もちろんそれがベースではあるけども店舗は顧客と関係性ができてはじめて存在するのである。





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