ノーベル物理学賞日本人3人の受賞は暗い話題が多かった日本の科学界において朗報です。

基礎研究から実用化までのプロセスを網羅した選出と社会影響の大きさ。これぞジャパンオリジナルのレベルの高さですよね。素晴らしいかぎりです。

この青色発光ダイオード、汎用性の高さに加えて省電力化と高機能化というふたつの相反する要素を同時に実現しました。

省電力化とはつまりコストダウンです。

なぜか日本の経済界の一部にはコストダウンイコール粗悪という概念にとりつかれている人もいます。

コストダウンは本来、限りある資源を最大有効活用すること。これと同時に高機能を付加するところが日本の産業発展のセオリーです。

皆が、安くそれを利用することができたからこそ色々な汎用性が試されます。

チェーンストアの科学経営もかくありたいものですね。

コストダウンを図りつつ、人々の暮らしが豊かになるような商品、サービスを提供する。

コストダウンを図るからより良い品を値ごろで提供できるのです。

この社会的役割を理解できない人は多分、青色発光ダイオードの素晴らしさも真の意味でわからないでしょうね。







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