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久しぶりに記者会見なるものに参加しています。

ウエルシア関東を存続会社として、高田薬局、ウエルシア関西、ウエルシア京都を統合し、統合新会社「ウエルシア薬局株式会社」が発足します。

関西方面もタキヤ、シミズ薬品の統合に向けた協議がはじまるそうです。

ウエルシアホールディングスの新トップには水野秀晴社長が就任します。

以前インタビューさせていただきましたが現場主義で商品発掘がなによりもお好きな水野社長の差配は今後注目したいところです。

それにしても、ドラッグストア業界は再編と世代交代が加速しています。

アオキさんやアカカベさんなども若いトップが誕生しています。

先に亡くなられたウエルシアホールディングス創業者鈴木会長のお別れの会よりも前に開かれた資本業務提携会見。

そのことについては、とくに意味があるとは思いませんが、

イオンの岡田社長は、興味深い発言をしました。

「創業オーナー家ではない、事業継承をすすめる」。

先に挙げた、アオキさんやアカカベさんは創業オーナー家からトップを輩出。

イオンは岡田さん自身が創業オーナー家出身ではありますが、おそらく次世代はイオンという企業が育成してきた多くのアドミニストレーターが事業を承継していくことを想定しているのだと思います。

かつて、イオンの岡田卓也名誉会長は、全国のチェーン化を志す小売オーナーを訪ね歩き、同志を集めイオングループの礎をつくりました。

その中には、ハックの石田さんやウエルシアの鈴木さんもいらっしゃいます。

世代が代わるということは、事業継承の方法もやはり変わっていくことなのかもしれません。






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