ユニクロさんが、パートアルバイトを地域限定正社員として採用し、年収をアップさせるそうです。

アベノミクスとやらで、一部の大企業の賃金がアップしましたが、その他大勢の企業、非正規雇用者の賃金はどうでしょうか。

世界最高レベルで政府部門の負債があるにもかかわらず、公務員の賃金があがるという不思議な国。もちろん政治屋さんたちはこれだけの負債を増やしても自分たちの報酬は出来る限り減らしません。

いろんなコストが上がる中で400万人いる公務員と自分たちは手厚くサポート。羨ましいですね。人の金を使うというのは、本当に感覚を麻痺させるのでしょう。

復興とオリンピックを名目に土建屋さんへジャブジャブお金を注ぎ、予算分配権を逆手に選挙対策もバッチリです。

増税が個人消費を落ち込ませ、頼みの株価もあやしくなりました。夏前くらいにはかなり厳しい現実が突きつけられるかもしれません。

さて、正規雇用と非正規雇用いう区分けがいつのころからか当然になってきています。

生産人口の半分がすでに非正規雇用というのが実態です。

働き方が多様化することは世の流れだと思いますが、

すでに日本の産業構造、労働構造のスキームは階層の固定化を促しています。

そういう中でユニクロさんが目指す正社員化はどのような効果をもたらすのでしょうか。

パートアルバイトさんの単位当たり賃金があがるのならけっこうなことです。

労務環境の整備は上場企業の責務であり模範となりますからこのあたりはぜひリーディングカンパニーとしてモデルを示してほしいものです。









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