流通各社、増税前の買いだめ提案合戦がはじまってます。

むかしからライバル店舗が進出してくると、進出前に安売りを仕掛け、冷蔵庫を満杯にしちゃえ!ということで「冷蔵庫満杯作戦」がよく使われていました。

もちろんいまでも有効だと思いますが、それ以上に、

増税後も家計にやさしい状況をどうつくりだすか。ここに知恵を絞るのが商人道のように思います。

石田梅岩のことばを引けば、

「商人は算術の詳しさをもって、世間にお金がまわるように努力する」

必需品が家計にやさしく提供されるなら、教育やほかの投資にお金がまわるでしょう。これが、商人の社会貢献です。

もちろん取引先に無理強いするような「安さ」は長続きしませんし、ご法度です。

自己の努力で達成することが大切です。

増税後、流通の真価がだんだんはっきり「差異」となって表れてくるでしょう。


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