都知事選が面白くなりそうです。

ただ私は誰がなるかとか、結果にはあまり興味がでません。

この間、見えてくるだろう政治家の立ち振る舞いやマスコミ、ネット論調の軸の立て方というものに興味が惹かれます。

最大の興味ポイントは、やはり

脱原発は都知事選の争点にあらず

ですね。

ここが今回のキモですよね。政権与党の人たちはせっかくのオリンピック利権の差配をこれからたのしみにしていたのにもかかわらず、横からわけのわからないブローが飛んできた。まあ、腹たちますわな。

ただ、かれらはエネルギー政策は国マターだから争点になるのはおかしいだろ…という論点しか言えないのがツライところ。

たしかに原発問題は都民に限らず、すべてな国民に問うべきテーマでしょう。

ですが幸か不幸か、この国ではそれが争点となる国政選挙は行われていません。

というより、行えない、行いたくないのが、この国の現実です。

原発は行政マターであり、その政策の立案、修正などに基本的には国民はタッチできません。

だから、政権与党の言い分はある意味ごもっとも。

ですが、首都のエネルギー政策を何に頼るべきか。震災後の計画停電パニックがよみがえりますが、首都の安定的なエネルギー供給をどうしていくか。これは大きな問題です。エネルギー供給の安全安心なくしては、防災、それこそオリンピック開催も不安です。

まあ、原発問題よりもオリンピックのほうが大事でしょ?という人が多ければ、舛添氏が順当にいくでしょうし、

いや首都の防災、経済発展のために安定的かつ安心なエネルギー供給政策のあり方はどうあるべきかということをまな板にのせたい人が多ければ細川&小泉連合が勝つでしょう。

勝負の世界で勝つ人は競争軸をずらせる人です。

よくもわるくもワンフレーズ&ワンイシューの一点突破型小泉さんはこのあたり天才的ですね。

まだまだ、書きたりませんが次回に。








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