これはフランスNo.1百貨店ギャラリーラファイエット系列のチェーン「モノプリ」のプライベートブランドです。
モノプリは立地特性に応じ、コンビニやミニスーパー業態、コスメやオーガニックといった専門店を展開しており、欧州大手チェーンによく見られる「マルチフォーマット&プラットホーム戦略」を展開しています。
ここに集めたのは、コーヒー、お茶、ショコラですが、このカラフルなボーダーは非食品にも共通です。
コーヒーなどは「デカフェ(カフェインレス)だけで2種類。日本のスーパーであれば、ナショナルブランドがつくっいる領域です。でもナショナルブランドもせいぜい1種類でしょう。そこに選択肢はありません。
リテールのブランドはこういうところでつくっていくのだなと思いました。
英国セインズベリーもデザイン性の高いパッケージと品質を誇るプライベートブランドを展開していますが、モノプリの場合はアイテムごとにちょっとエスプリのきいたフレーズを入れるのが特徴です。
たとえば「信じる者もたいして救われないが、信じない者よりまし」など。
曰く、ちょっと「ん⁈」と考えさせる哲学的フレーズが採用されています。
このあたりが英仏の違いかなと感心しました。
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