週末は、ちょっと体調を崩してしまいました。夏の疲れと急激な気温差、皆様もお気をつけください。
週末はゆっくり読書でリハビリ。
吉田繁治先生の近著は読み応えがあります。マネーの恐ろしさを知る上では絶好の本です。
マネーの恐ろしさと言えば、アメリカの政府機関の閉鎖。
日本で言えば、ある日霞が関に行ったら、皆さん自宅待機でガラーンとしているイメージでしょうか。
日本でもねじれ国会時、一時可能性がありましたが、日本では公務員の自宅待機、給与未払いなんて想像つかないでしょうね。税金を湯水のように考える人種ですからねえ。まあ中にはまともな人もいるのですが…。
しかしアメリカの議会はとんでもないことが起こります。もう一つ、このままだと国債の債務不履行も起こるとか。
政府の借金の上限が決まっているそうで、議会で上限をアップさせないとデフォルト。
借金の上限が決まっているあたり、アメリカもさすがと思いつつも、政局で債務不履行の危機を簡単に招く、ある意味の脆さ。
いずれもマネーがあるか、ないか。足りるか足らないか。それだけで公務員80万人が一時失職し、その影響が世界に及びます。家計や法人だけではない、国家(政府部門)も等しくお金が足りなければ破綻するのです。
時折、日本の自称エコノミストとやらが輪転機まわせというアホがおりますが、まあ無知は仕方ありませんが、それを喧伝するのはちょっと信じられませんね。
今さらですが、マネーは怖いものです。
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