OTC医薬品のネット販売解禁を巡って、厚労省が検討会を開いたそうです。

日経などは、「流れに逆らう検討会」と解説記事でチクリ。

事実上、無法状態となっている中で一定のルールをかけようという目的のようですが、

リスクの高い一類は発売後、4年は認めないとか、スイッチOTCは、もう一度処方薬に戻すとか、最高裁の判決や安倍政権の成長戦略などまったく目もくれないような論議が再出しているそうです。

規制派は、カネボウ問題も追い風になっているようです。

ネット販売のルールづくりとカネボウ問題はまったく別問題だと思うのですが、

原発問題など前提が揺らぐような時代の変わり目は、春秋の筆法も跋扈します。

カネボウ問題は厚労省の責任もあると思いますが、なかなかそういう声は挙げられないのでしょうね。

「消費者の安全と利便性の両立」「医療費の削減」

このふたつを実現するためになにを為すべきかを論議してほしいと思いますが、

やはり既得権はそう簡単には手放したくないんですね。



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