月刊MDでは、核売場と標準レイアウトの経年変化について、日米比較をおこなっています。

これは、ことしの月刊MDのフィールドワークの重点課題のひとつです。

専門家の力もお借りしながら、

少しずつですが、成果を雑誌でも、セミナーでも展開していきたいと思います。

たとえば、米国にターゲットというディスカウントチェーンがあります。

ウォルマートとは異なるポジショニングを持つディスカウントチェーン。

あたま悪そうに見えるので使いたくないのですが、

いわゆる有名セレブ御用達のファッショナブルなディスカウント。

すみません、有名セレブって使っちゃった(笑)。

ターゲットは20年間、主通路沿いの核売場は、カジュアル衣料で変えていません。

競争の激しい米国において、これはなかなかないことですが、

カテゴリー(中分類商品群)、サブカテゴリー(小分類商品群)、ライン(品種ー用途機能)、アイテム(品目)のレベルで凄まじい商品開発、改廃の実験が繰り返され、いまに至っています。

核売場の開発とその維持発展にかけるマーケティング、マーチャンダイジング能力、投資たるや、日米ではやはり開きがあります。

いま米国ドラッグストアの2強、ウォルグリーンとCVSの核売場が揺れています。

そんな現状をしっかり把握するべく、近々アメリカ視察にいってまいります。

もちろん成果はすべて読者の皆さまに還元したいと思います。

楽しみにしていてください。





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