久しぶりに吉野家さんで定番外の「牛焼肉丼」を食べました。
新興勢力の「東京チカラめし」さんに対抗しての新商品です。
美味しかったですが、個人的には、前者のほうが、ちょっとギトギト感があって学生時代通った美味い定食屋の焼肉定食を彷彿させ軍配があがります。
※ときどき会社のある神田駅前にてランチしてます(笑)。
10年前なら、吉野家がこういう商品開発において後塵を拝するなんて考えられませんでした。
ゼンショーさんなど新興勢力の台頭、BSE問題以降、熾烈な価格競争ともあいまって、吉野家は一番手から後退しました。
マーケティング論から見れば、吉野家さんの衰退理由はいろいろできますが、長くなるので別機会に。
流通企業の盛衰のサイクルは短いとはいいながら、やはり吉野家の牛丼で育った世代としてはすこしさびしいもの。
でも、流通は革新の連続があってこそ、産業としての力を維持できます。
外食チェーンも、無印良品の思想の原点、「これでいい」の「で」のレベルを高め続けることができるか。
これに尽きるような気がします。
カウンターで働く外国人の方々にも頑張ってほしいです。
ファストフードであればこそ、
「ごちそうさま」
「ありがとうございました」
にっこり笑顔で送り出されると嬉しくなります。
このブログを書きながら、ふとテレビをみるとNHKの「仕事ハッケン伝」をやっていました。
ニューヨークの「一風堂」さん、ポリシーありますね!
素晴らしい!
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