月刊MD編集長(2代目)のブログ


ダラージェネラルといえば、いま日本の流通業界ではもっとも注目される企業のひとつ。


全米で1万店舗以上出店し、その出店のスピードはファストフード店舗をもしのぐと言われています。


なによりも注目されているのは、


元々、ダラージェネラルはその名のとおり、「1ドルショップ」。日本でいう「100円ショップ」でした。


ところが近年、「食品」カテゴリー強化に乗り出し、瞬く間に、ウォルマートすら畏怖する小商圏フォーマットに成長しました。


その成長の秘密のひとつは、


食品の商品構成と品揃えの絞り込みです。


このリーチインの加工肉売場ですが、湯せんで戻すものか、レンジでチンして、すぐパンにはさんだり、食器に並べられるものばかりです。


用途機能を明確にして、少ない品目でバリエーションを増やす・・


これが食品のひとつのラインロビングの方法のひとつです。


だから、ソーセージもホットドック用一種類で十分です。


でもバンズの素材がいくつかあればバリエーションが生まれます。


これはイケアでもコストコでも、トレーダージョーズでも実践しているマーチャンダイジングの王道です。


ダラージェネラルの食品売場について、月刊MD2月号では、日本リテイリングセンターの渥美六雄氏がご寄稿くださいました。


スーパーマーケットともコンビニとも異なるドラッグストアの食品「新定番」づくり、先日のピカールと並び、


ヒントは、フランスとアメリカにあります!


年末年始休み返上で、ただいま鋭意原稿をまとめ中。


どうぞご期待ください!