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月刊MD11月号15周年特別エディションは、あす発売です。

特別エディションというのは、来月15日に行われる弊社15周年記念感謝の会に合わせた号という意味です。

第一特集は、初の試みとなる「顧客満足度ランキングTOP25」。

ミステリーショッパーによる全国のドラッグストア調査から、上位25社50店舗をランキング仕立てにしました。

ランキングの意図は、共通の物差しをあてたとき各ドラッグストア企業にどのような特徴が浮かび上がるのか、俯瞰し、業界共通の課題を見出そうとの考えからです。

掲載したのは上位だけですので、25位、50位が最下位ではないことをお断りしておきます。

ドラッグストアの読者に支えられている月刊MDが、ランキングをつけるなど、おこがましいとの声も想定していますが、あえて今回このような体裁をとったのは、業界共有の課題を浮き彫りにしたいという思いのみです。

それは果たして、明らかになりました。詳細はぜひ弊誌をお読みください。

加えて、今回の特別号には、ふたつの象徴的な今後の月刊MDの志向を示す記事があります。

ひとつは、保険薬局チェーン薬樹さんが、雑誌『からだにいいこと』さんとコラボして味噌を売った記事。

これは、このブログでもなんどか取り上げました。

もう一つは、

大塚製薬さんの「ウル・オス」と気鋭のセールスプロモーションストラテジスト写楽の木下剛志氏、そして月刊MDがコラボした特製POP付録の記事。

このふたつに共通するのは、

「結果検証記事」

であるという点です。

専門経営誌のひとつの役割は、全国様々な店舗と売場、そして売り方の紹介であり、フィールドワークで得た事象から本質をつかみ、課題、提言として業界に問うことであると認識しています。

しかしながら、その提言が言いっ放しになってしまい、本質の抽出や提言といったものが果たして的を得ていたものかどうか。

雑誌自身でPDCAサイクルをまわす機会はなかなかありませんでした。

今回のふたつの事例検証記事は、よい成果も悪い成果もきちんと踏まえたものになっています。

月刊MD主幹の日野は創刊時からずっとフィールドワークをすべての原点としてきました。

これは、これからも変わらず月刊MDのベースになります。

製販の優れた読者企業のみなさんのご協力のもと、検証記事の精度アップを図りさらなる皆様へのお役立ちができればと思います。

まだまだ発展途上の月刊MDにご期待ください!



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