金子哲雄氏の通夜でいただいた会葬参列の礼状。

テレビでも話題になりましたが、本人がしたためたユニークなものでした。

随所に本人らしさが表れています。

私が思いを馳せたのは、

「魔法のドア」。

動けない中、気持ちは常に全国をかけめぐっていたんですね。

奥様にお話をうかがった際も最後まで「ビックロ」に行きたかったそうです。

テレビ向けにわかりすい表現に徹したため表面的には浅く見えたコメントも実は深い数字、データに裏付けられています。

フィールドワーク(現場主義)に徹し、人が思いつかないような見方を常に提供しようというエンタメ精神に溢れていました。

地域で、様々な店舗をみる際、金子哲雄という人間がいたことを思い出してほしい。私も強くそう願います。

それにしても、

この最近は年数度のやりとりでしたから、うかがい知ることは出来ませんでしたが、

いろんな人の話だと、「生きよう」としていたんですね。

凄絶な葛藤もあったと思います。表には決して見せなかったけど自暴自棄のときもあったんじゃないか…。

そのなかでの、あの見事な準備。

最後まで「金子哲雄」であろうとしたんですね。

ほんとうに見事な生き方だったよ。



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