チェーンストア用語で、「フェース」とは商品の表面(顔)のことです。

ちゃんと売場で顔をしっかり見せているか。

これは、売場作業の重要な項目です。

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冷凍リーチインの冷凍惣菜などもともすれば横になってしまいがちですが、

このように立てる工夫をしています。

でも、リーチインだと、開けて閉めたあと一瞬曇って全く見えなくなるんですよね(笑)。

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これはあるホームセンターのユニークなヘアケア売場。上段はフェースを立てていますが、下段はなんと詰め替え用のお尻を見せています。

低い棚に店頭在庫をできるだけ置くという工夫ですが、遠くから見るとハチの巣みたいに見えるので、私は勝手に「ハチの巣陳列」と読んでいます(笑)。

ちなみに、棚におけるフェースの数を決めることを「フェーシング」。この数を決定する根拠を「売れ数」に求めることを、

「売れ数フェーシング」といいます。

売れていないお店は、売れ筋もそうでない商品も、おなじフェース数で並んでいます。

フェース数は根拠に基づいたメリハリが不可欠です。





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