ドラッグストアフードの食品はどこまでカバーすればいいか。
とくに小型店、150坪前後の今後もっとも多店舗化が期待されるニューフォーマットにおいては重要なMD課題です。
とくに生鮮三品(肉、魚、青果)プラス惣菜をどう揃えるか。
かつては、
「カレーができる」
が、ひとつの基準でした。
このれこっずさんの新店は、
「焼きそばができるか」
が、基準になっています。
だから肉は冷凍を除けば、この豚バラの1SKUのみ。食品スーパーでは割高なグラム単価でも売れてしまうそうです。
野菜も、4分の1サイズを105円の均一価格で。小型フォーマットに求められるプライスラインを熟知しています。
1970年代、東京のニュータウンそばで誕生したすかいらーくの前身であるスーパーはニュータウンに住む核家族をターゲットに「カット野菜」というMDを開発しましたが、
時は巡りにめぐって、単身世帯、独居高齢者には、やはりこのサイズが最適になっています。
果物はもちろんバナナオンリー。コンビニは、バナナの一本売り(105円が相場)というおそるべき商品づくりでコンビニバナナMDを編み出しましたが、
このれこっずさんもバナナは1日約50本が完売するそうです。
プライスポイントも、一本あたり単価も食品スーパーより低い位置に設定することが大切です。
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