昨日のブログで、

「価格」で攻める(差別化を図る)は、下策。

「大容量」で攻めるは、中策。

「品揃え」で攻めるは、上の下策。

「提案」で攻めるは、上の中策。

「人」で攻めるは、上の上策。

と、記しました。

なれど…、

実は下策がもっとも速効性があり、インパクトがあります。また機会の均等という公平性という利点も見逃せません。

下策としたのは、この土俵で勝負して生き残ることができるのは、上位のわずかな企業しかないからです。そして敗れし者は、市場から退出せざるを得ないほどの打撃を受けることが多い。

では、上策はどうか?

上策にいくに従い、

時間もコストもかかります。また非線形の特性を持ち、バラツキが生じやすく、多店舗の場合、店舗間格差によるブランド毀損も招きやすく、

公平性に重きを置く、または人が介在することによる煩わしさを嫌う層には避けられます。

ただし、一度強固な信頼を築くことができれば、生涯顧客を得ることができます。

もちろん、これらは一点突破もあれば、複数の組み合わせもあります。

いま圧倒的な業績を誇る企業はこれらの策をすべて組み合わせて強弱をつけています。

そう見ると、上中下策と書くと、誤解を招きそうですね。わかりやすさを考えたのですが…。

別の表現を考えてみたいと思います。





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