先週、取材でうかがったユタカファーマシーさんの山科店でみつけた調剤待合室に大きく貼り出している病院マップ。
診療科目、診療時間が一目瞭然です。
とてもわかりやすいですね!
ユタカさんは、地域情報の発信に力を入れています。
近所の食事処や修理に困っているお客様のために地域密着の電気屋さん、整体などオーナーの顔写真とともに調剤の待合室に貼り出しています。
コンビニは地域情報、どこで花見や花火が行われているのか、どこのグランドで、サッカー、野球の大会が行われているのか、アンテナを張り巡らせ、発注に生かします。
もちろんウェザーも大切です。
メディアフラッグの福井さんは、セブンイレブンのフィールドご出身でミステリーショッパーなどの店舗支援サービスを提供している方ですが、福井さんによれば、
繁盛コンビニの8割は固定客だそうです。しかも都市部も郊外もあまり差がないそうです。
コンビニはあらためて小商圏フォーマットの最たるものであることを認識します。
ドラッグストアは、薬剤師や管理栄養士さんなど専門職能がいますからむしろ情報を発信することでお客様から様々な情報を得るという方法をもって小商圏におけるポジショニングをつくらねばなりません。
情報は発信しなければ、得ることができません。お客様からなにか情報を得たいなら、高価なシステムはいりません。
店舗から、スタッフからどんどん情報を発信しましょう。
だってコンビニと同じことをやってコンビニに勝てますか?
コンビニがやれないことで、小商圏において繰り返し来店していただけるリピーターをどうつくるか。
そこに最大の知恵と経営資源を投入しましょう。
都心部で、コンビニの真似ごとをしても、「繁盛店の8割は固定客」という原則を無視して目先の品揃えにならえば、間違いなくコンビニのカモになります。
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