本日は、Paltacの折目社長のインタビューにうかがいました。




34社の地域卸が合併して、現在は、総合物流企業メディパルグループの中核事業会社として、




日本の中間流通の生産性向上に取り組んでいます。






月刊MD編集長(2代目)のブログ



これは、昨年、Paltacの各世代の社員を集めて、半年がかりのプロジェクトで完成させた「Paltac Mind」。




経営理念と目標を掲げる企業は多いですが、




「私たちが目指すもの」「私たちが大切にするもの」「込められた思い」といった表現に、ボトムアップならではの言葉が用いられています。




Paltacは、日本を代表する卸業のうちのひとつ。




とくにバラピッキングのセンター技術については世界でもトップクラスと言われています。




こうした先達たちの技術開発と、若い世代をつなぐDNAを「カタチ」にするために、




このPaltacMindのプロジェクトがすすめられたそうです。




とくにわたしが感銘したのが、コーポレートスローガン。




「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」。




一見、二律背反するこのふたつの要素をさらりと一言で言ってのけるこのマインド。




ここにPaltacさんの本質をみることができます。




ビジネスとは相反する要素がぶつかりあいながら利益を出さねばなりません。




誰もができることをやっても、それはビジネスとは言わない。

こう言ったのは、かのマイケルポーターです。

ユニークなビジネスを実現するために、

二律背反のテーマと真っ向から取り組むために、

必要な武器こそが、常に原点を見つめ直す「Mind」の体系化と周知徹底なのだと思います。