ユニクロの柳井社長は、むかしから「店長」という職能に対して、経営者として最大級の評価をしている方です。

もちろん、それは報酬においてもです。

年収1000万円を軽く超すスーパースター店長はまだほんの一握りですが、

「店長」は高い報酬をとるべき誇り高い仕事であるということを示す具体例としてスーパースター店長制度は大事な仕掛けだなと思います。

先日開催された「ユニクロ希望塾」においても、

「我々は店長がビジネスの出発点であり到達点だと思っている」。

さらに、

「店長は会社の代表であるし、ビジネスの中心だと思う」といいます。

ここまで、店長を評価する経営トップは少ないです。

でも、なぜ柳井さんは、そう思うのか。

それは、彼が店長を独立経営者として捉えているからです。

だからこそ、

「店長になった人は、全員海外で仕事してほしい。本当に有能な人は世界で通用すると思う」

と、店長職能をグローバルのなかで捉えるというテーゼも掲げています。

しかし、それは、受け身で分配がくるのを待っている人では務まらないと言い切ります。

「自分の夢、希望、志、理想、そういうものを求めて仕事してほしい。積極的に生きよう。自分の運命は自分でしか開発できない」。

月刊MDは、志ある、理想を持つ店長の座右にありたいと考えています。

この柳井さんのことば、力をもらえます。



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