先日の、スーパーマーケットトレードショーでクラウンパッケージさんの提案に目が留まりました。
同社は、RRP(リテールレディパッケージ)の会社です。
RRPとは中間流通の効率化と店頭作業を軽減するプレパッケージのこと。
店頭作業を軽減させるパッケージの提案は、リテールでは大変重要になってきています。
店頭での作業の8割は、
品出し(補充・陳列)とレジです。
その中で、陳列作業をスムーズかつエンターテインメント的なシリーズにできるかが、いま「製販協働」の大きな戦略ポイントになってきています。
同社のビジュアルプロモーションもさすがですね。
半分で開封作業が済みます。
大事なのは、作業短縮・軽減と、エンドプロモーション活性化、あるいは定番棚用インナーカートンによる差別化(=エンターテインメント的要素)が同時に図られなければ意味がないということです。
この作業軽減とエンタメ要素の両立はいま、さまざまな企業が動き出しています。
この先行事例はやはり米欧にあります。
アジアもでもワトソン、マニングスなどが大手メーカーと協働開発しています。
日本もこれから本格化しそうです。
月刊MDでも知見を貯めていこうと考えています。