月刊MD編集長(2代目)のブログ



最近は「情熱大陸」もちょっとマンネリ化(編集が)していたので、ほとんど見ていなかったのですが、




この人が出るというので、かなーり久しぶりに見ました。




「ケントモリ」さん。




ダンスが大好きな人ならご存知だと思いますが、




マイケルジャクソンが最後に選んだ日本人ダンサーにして、マドンナが愛してやまない日本が誇るスーパータレント。




年末開催されたマイケルジャクソントリビュートも行きたかったんですが、出張が重なってしまいました。




彼は言います。




「ダンスってすごい狭い市場なんですよ。野球とかサッカーとかものすごい大きな市場でしょ」




「だからダンスの市場を広げたい。でも日本一じゃ意味がない。日本一なんかすぐなれる。世界一じゃなきゃだめ」




「世界一になったら、人もお金もビジネスも動く。世界一を目指す人間を増やしたい」




えっと、かなり意訳したのですが、




こんなセリフを言っていました。




すごいですねえ。26歳ですよ。




こういう方がいるとほんと元気が出ます。




ダンスが日本の義務教育で必修になったとかならないとかそんなサブストーリーはどうでもいい。




「ダンスは楽しくなきゃ」とかそんなありがちなキャッチもいらない。




世界の超一流が認めた「才能」をありのままに感じられればいい。




子供たちやいまダンスやっているオトナたちはそれだけで「なにか」を感じるはずです。




だからかれはマドンナと一緒に踊る一方で、




日本のいろんな地方のワークショップをこなしています。




ダンスのすそ野はすでにものすごく大きくなっています。




いま男の子たちもサッカー、野球ともに習い事に「ダンス」が入っています。



私も中学時代、マイケルにハマった人間のひとり。

はじめて行ったコンサートは、なにを隠そうデンジャラスツアーです。(笑)

夜中、銀行のファサード前で中学生や高校生たちが踊っていると、つい眺めていたくなる。いま見ちゃうと不審者に間違えられるかもですので、我慢してますが。(笑)

ケントさんも、世代的にはマイケルではなく、親の世代。でもかれにとっては神でした。

当然、同世代の大方の嗜好とはズレています。

彼はまわりに理解されない孤独な少年時代だったそうです。

そんなかれが、マイケルのDNAを受け継ぐ…。

素晴らしいです。




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小売流通の人だって、みなさん彼を知っているはずです!




これなんか見ると、さすがパルコさんだなあって思います。