1月号ができました。
第一特集は、「ロードマップマネジメント」です。
これは、ファウンダーにして、月刊MD主幹の創刊15年目の集大成です。
ロードマップとはまさしく目標の設定とプロセス管理を一覧にすることで、自身の立ち位置と成果を確認できるものです。
もちろん、未達項目をどう改善していくかという道標になり、改善のプロセスを明示しています。
机上のゴール設定ではなく、足で稼いだフィールドワークを積み上げて組み立てたものです。
重要なことは、ディスカウント志向も専門店志向も同じ一覧にしているということです。
企業、経営者の志向は異なっても、組織能力、技術活用、経営数値管理など普遍的な項目に落としこまれているので、だれが見ても活用することができます。
ただこのロードマップは、随時改良を加えていく予定です。
小売業は変化対応業である前提に立ちつつ、実践者である現場の皆様のお知恵をいただき、普遍的な原理を抽出、ロードマップに加え、あるいは削除しまた現場の皆さんが使えるものにしていく…。
この生産性のスパイラルをつくることが、月刊MDの役割だと思います。
皆様どうぞ、今後ともご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
こんな記念ロゴをつくりました。
会員向けに隔月開催している定例セミナー、年一度の政策セミナー、メーカー向けのクローズドセミナーなども15周年仕様にバージョンアップいたします。
どうぞご期待ください。
私も、主幹と知り合って10年以上経ちます。
前職のペイペイ編集者だったころ、
「面白い先輩がいるから紹介するよ」
と言われ、ついて行ったのが運のつき。(笑)
ひとくさり現場の話を真面目にしたかと思いきや、17時には飲みに出かけ、最後は、アヤシげな店をハシゴして締める。
こんなお付き合いが、一年に数回あったでしょうか。
まあ、いまでも主幹のスタイルは基本変わりません。(笑)
月刊MD13年を迎えようとする頃、私は、NFIの一員に加えていただきました。
主幹は、酔っぱらっていてあまり憶えていないでしょうが、
「0を1にする人間というのは、その後大きくなろうが、潰れようが俺みたいにキチガイみたいな奴。でないとなにも生まれない。石にかじりついて出し続けてきたMDを役に立つと言ってくれる人がいるかぎり残したい。そのためには1を2にも3にもできる人間が必要だ」。
この言葉は私にずしーんときました。
今月号に掲載されている昭和大学の中島先生の「チーム医療5原則」ではありませんが、
「あなたが加わることで、1+1は、3にも4にもなる」。
これは、売場で新たな社員、パートアルバイトの方を迎えるときにも重要な視点だと思います。
私自身はまだその期待に応えていく途上ですが、いま月刊MDは、2を3どころか、10にもできるパワーが加わり体制が整いつつあります。
これから益々の「お役立ち」を宣言する意味での15周年イヤー記念事業を進めていきたいと思います。
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