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ツルハさんの石巻大街道店にうかがいました。

同店も津波の被害を受けた店舗のひとつです。

同店の薬局長である薬剤師の大森さんより、震災当日から現在に至るまでの生々しい現実をうかがうことができました。

薬剤師として薬の相談はもちろんのこと、様々な被災者の見えないストレスを受け止めているそうです。

ドラッグストアの大きな役割をみるように思います。

さて、同店にはすでに北海道のいくつかの店舗でははじまっていますが、遠隔操作による健康相談の実証実験をはじめています。

これは、店舗でテレビ電話をつかって健康相談が無料にできるもので、北大に設置されたコールセンターにて、看護師、保健師、助産師さんなど専門家に、日頃の健康不安を気軽に相談できるというもの。

北海道のドミナントエリアで実験をしていたものですが、被災地である東北の四店舗で、被災者の継続的な健康相談フォローを行えないものか、模索する中で設置されました。

いまは月に4~5件ほどですが、店頭における薬剤師の相談と併せて利用してもらい予防医療の一端を担おうとしています。

地域の予防医療への貢献においてドラッグストアが、なにをなせるか。注目が集まっています。


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