ファミリーマートさんが、はじめている「Warm Select」。
iPhone操作用手袋など、10ー12アイテムを揃えています。しかも子供から女性、高齢者の方まで対象にパーツの「温め」を提案しています。
この身体の部位=パーツの温め提案というのは、コンビニらしいアイデアです。
小売業は、生活提案、生活創造業であり、その実現するための技術を、TPOS開発技術といいます。
Time時間、Place場所、Occasion機会、Style様式を切り口に、商品を揃えることです。
コンビニは、その名のとおり、利便性というTPOSで括られています。
おでんも、公共料金収納も、ATMも利便性という切り口で集められています。
それを30坪という制約条件の中でMDを行ってきました。だから強い。
この「Warm Select」もよくかんがえられているなあ、と感心します。
コンビニも粗利改善が急務です。であれば、粗利の高いカテゴリーで回転率の高いものは、なにか?そういう発想で、このパーツウォームというジャンルを持ってきたのでしょう。
ただ、これがコンビニの回転率にあうかどうか、利便性という購買動機の中で購入されるのか、違う動機で購入されるようになるのかは、興味深いですね。
ただ、こういうのは、ドラッグストアのほうがフィットするような気がします。
ウォーキングをする方にサポーターやドリンクとともに提案できます。しかもドリンクなどに比べると粗利率も高い。理想的な商品です。
このファミリーマートさんの商品はシリーズ化されデザインも統一されています。こういうところは、残念ながらドラッグストアは、コンビニに比べて劣っています。
このところ東京はとても暖かいですが、冬本番にむけてさてどう動きますか。
楽しみです。
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