門司港ホテルにて、サンキュードラッグさんの経営発表会に出席しています。
このブログ読者なら、サンキュードラッグの平野社長といえば、「これドラ」の筆者であることはご存知ですね。
最近は、平野社長も、ワールドビジネスサテライトにもご登場されるなど、着々と全国区ネームへの布石を打っています。もちろん冗談です!
本にテレビ、当然注目度が、高くなりますが、やはりそのベースとなるのが、業績。本年度も絶好調です。前期比売上104%。新規出店せずに、この三年で、売上金額を34億円アップさせています。既存店だけで、新店7店分くらいの売上を稼いでいます。
高齢化が進む地方都市の狭小商圏で成立するビジネスの提案。これがサンキューさんの神髄です。
ですから、当然KPI(重点経営指標)も違います。
そのひとつの例が、
一人当たり年間客単価と一回購入客単価。
サンキューさんは、前者が、105.8%、後者は98%です。
通常のチェーンは後者を重視します。ですが、サンキューさんは、前者。そして客数をかけて、売上の公式をつくります。
サンキューさんは、一回あたりの客単価は下がっていますが、そのかわりに年間20万円以上つかう客数をKPIにするのです。
ビジネス成功のセオリーのひとつは競争軸をずらすこと。
この実践を平野社長は、続けているのです。
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