今夜は、ゆっくり鑑賞します。
しかし、来年は、誰か必ず誘ってくださいね!世界同時の追悼「Beat it」。かっこよすぎです。
一応中2から、踊ってますんで、いつでもやります(笑)。

あれ考えた人はほんとすごいなあ。同時多発のもつ一体感と煌めきという点で、九州新幹線のCMも素晴らしいですが、やはりこちらのトリビュートのほうが、上をいきますね。


そもそも、レディ・ガガでもだれでも、アーティストのPVで、「みんなで踊る」というのはマイケルから定番ですよね。*すみません専門用語があるんでしょうが・・(笑)。

あのストリートの「Beat it」は何気にはじまって、終わったらさっと引く。

わたしが好きなのは小学生はランドセルのまま、おばあちゃんも買物袋を持ったまま、おじさんも作業着、サラリーマンも当然スーツで踊る・・。最高ですね!


ときどき引かないのがあるみたいなので、それは、NGですよ(笑)。あまりカッコ良くない。

むかし吉田先生もメルマガで、取り上げていらっしゃってて、同じ感想だったのですが、「This is it」は、これまで見えなかったマイケルのリーダーシップを知った素晴らしい経験でした。

若き女性ギタリストオリアンティをさらなる高みへ導く姿に代表されますが、天才とかカリスマと言われる人にありがちな利己的な満足ではなく、自ら設定した高い理想に自分含めて、みんなで辿り着こう…そういう努力の人であったことをこの映画は教えてくれています。

高い理想の追求は、自分だけでは達成できないと考える。

そしてなによりも、「ファン=お客様」が、なにを自分に求めているのかを極限まで突き詰める。

大スターだった少年時代から、青年期の過渡期に訪れた下積み、そしてなによりも常に新しいことに取り組む姿勢…これが彼を不世出のエンターテイナーへ引き上げたのではないかと思います。

ハイスクールミュージカルで名をあげたケニー・オルテガ監督のチームづくりも素晴らしい。

ものすごいパワーをもつスーパースターの個性を殺すことなく、スタッフや共演者とどう一体感をつくるか。

この方法論を持つ人も稀でしょう。

かえすがえすも、未完のコンサートは悔やまれますが…。

作中の、ベテランギタリストのこの言葉が大好きです。

「いろんな超一流のアーティストたちと組ませてもらったが、かれは、その最高峰だ」。

ベテランスタッフにこう言わしめる。真のリーダーシップとはかくありやと思う言葉です。


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