サンキュードラッグの平野社長の単行本ができあがりました!(ようやく!)
書下ろしでして、月刊MDにはテーマ特集ごとに連載という形で掲載しました。
タイトルは、
「これからのドラッグストア・薬局ではたらく君たちに伝えたいこと」
「これドラ」って呼んでください(笑)。
あるドラッグストアの薬剤師の女の子が、ドラッカーのマネジメントを読んで・・というのではありませんが・・。
脱線失礼。
全国の書店で一斉発売!と言いたいところなのですが、
弊社は直販と一部書店様の直接卸になっておりまして。
ブログをご覧の方で興味を持たれた方は、弊社のHPより申し込めるようにしたいと思います。
来週以降、HPでアップされますので、またご案内します。
また6月中旬には、電子書籍版もアップ予定です。
じつは、すでに初版と同時に増刷を見込むほどの前評判です!
読者対象は、タイトル通り、
これからのドラッグストア、薬局ではたらく人たちなのですが、
ポイントは、
「これからの」の「の」です。
つまり、きたるべき未来形のドラッグストア、薬局ビジネスではたらく人たちに、
これから日本の流通、医療分野でどういう変化が起こるのかを理解していただき、
さまざまな実践、実証値をもとにつくられている次世代ビジネスモデルを紹介しています。
ですので、
ドラッグストア、薬局を支える、製薬メーカー、化粧品メーカー、日用家庭雑貨、食品メーカー、ベンダーさんの営業マンの方も必読の書になっています。
また今回の単行本には、3本のテーマ別特別対談が収録されています。
日本のロジスティクス設計の第一人者の山岸十郎氏(メディセオ副社長)、
消費者行動マーケティング研究の気鋭守口剛先生(早稲田大学商学学術院教授)、
そして、薬剤師教育のスペシャリスト堀美智子先生です。
流通、マーケティング、医療、薬学分野に興味がある人なら、だれでも読んでお役にたつことは請け合い。
大体、これらを統合的な視点でみた本ってありませんからね。
興味がなくても、日本のひとつの未来を予見する書として楽しめます。
中身をちょい見せ。
キャラもつかって親しみやすい本になりました。
薬学生さんのみならず、流通、マーケティングを勉強する学生さんにもぜひ読んでほしい一冊。
これは、守口先生との対談ページ。
メーカーマーケティングとリテールマーケティングの相違と今後の協働の方法について語っています。
ちなみに薬剤師によるノンコレステロールマヨネーズのターゲットサンプリング(高血圧、高脂血症、糖尿病患者対象)の成果は、食品スーパーマーケットで行った場合と比較して数十倍です。
食品スーパーマーケットは、たしかに販売数量がでますが、値崩れも起きやすい。
競合商品も多い。
ところがドラッグストアでは値崩れしません。しかも使ってほしいターゲットにダイレクトです。
エリアあたりでドミナントを築いている場合、ドラッグストアは食品スーパーより店舗数があるので、エリアシェアで考えると、「ノンコレステロールマヨネーズ」の販売数量が、食品スーパーに勝ることもありえます。
医師や、看護師はなかなかマーケティング活動を積極的に行うことはできませんが、「医療」を切り口に食事改善提案ができるのは、薬剤師や管理栄養士さんだったりします。
この「医療マーケティング」はこれからますます伸びていきますよ。
ぜひぜひ、ご一読くださいませ!