店舗のコミュニケーションポイント(CP)第3弾です。


きょうは、インストアの接客、体験イベントを中心にいくつか。



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ドラッグストアでもとくに商品を知ってもらう「きっかけづくり」になるのが「試食・試飲」ですね。

まずは試してもらうことはとても大事。


ですが、不特定多数に行うのか、特定多数(ターゲットサンプリング)にするかは、やはり企業の戦略レベルが問われます。


店舗CP的に言えば、商品パッケージとPOP、赤いエプロンを統一させてブランドカラ―をうまくアピールしていますね。



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こんな風に白衣を着た方に、試飲を奨められたら、断れませんね(笑)。

店舗CP的に言えば、「試飲」と「ユニフォーム」の効果です。



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せっかく試飲・試食をしていただいたら、気に入ってくれた方に、継続的なリレーションシップを考えなくてはなりません。


これは、店舗CP的に言えば「店舗オリジナルパッケージ」の提案。


このように、店舗CPはポイント同士をつなげる、あるいはクロスすることによって、よりお客様との関係を深める効果が増すのです。この連携、組み合わせの優劣がまさに小売マーケティングの技術力の差ですね。



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「試飲・試食」だけが接客店舗CPではありません。


これは、店内で食事アドバイスと軽運動推奨を組み合わせた「サブクラブづくり」と「体験イベント」。



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時間のある方には、「相談カウンター」をつかって、「サンプリング」。

小分けのポーションはどうしても「旅行用」になってしまいがちなので、

まず使ってもらうためには、「相談カウンター」という店舗CPをどう利用するかということも重要な戦略です。


取材をしていると、意外と相談カウンターが無人のままの状態が多いことに気づかされます。



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これは、店内イベント告知を「黒板」という店舗CPをつかったもの。

黒板の手書きは、オペレーション的には大変ですが、このようにイベントが全部埋まって、客単価が増加すれば、ツール評価もかわります。


イベント成果と客単価から作成時間あたりコストを抽出してみてはどうでしょう?


店舗CPはこのように売場のKPIの精度を高めていくツールとしてつかってもらえればと思います。