休日なので、違うテーマを。

わたし、あまり趣味とかコレクションとか、あまり人様にこだわりと言えるようなものがないのですが、

しいてあげれば、「メガネ」でしょうか。


弟が福井県の鯖江(世界的な産地のひとつです、メガネサンバが市歌とか*嘘)で駆け出しのメガネデザイナーをやっていることもあって、

おもしろいメガネをかけている人がいると、つい見てしまいます。

なので、「メガネ女子」の皆さんも大好きです(笑)。

あっ、でもへんな目で見ているわけでないですから!あくまでも「メガネ」を鑑賞しているのです(念のため)。


もう10年以上のお付き合いになりますが、


南青山の「リュネットジュラ」の杉さん。



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ジュラは、もともと六本木の老舗「ミヤコヤ」さんがはじめたセレクトショップの先駆けです。

欧州の小さな工房でつくっていた職人さんを発掘して育てていくスタイルを確立しました。


マイショップというほど大げさなものではないですが、

杉さんはわたしのメガネのコンシェルジュ。

そのときどきの気分や志向をくみとってくれて、提案してくれます。


メガネはほかのファッションと一緒で、「自分に似合うもの」を探すのではなくて、


「自分がなりたい(まといたい)個性を発見するもの」


そういうポリシーで選択、それまでの自分をリセットする・・そんな感覚でメガネとお付き合いしています。


コレクションの一部をアップしてみます。*写真へたですみません。



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これは、古くてブランド名がかすれてみえないです(笑)。97-98年ごろのもの。

古いモデルでも、色をつけることで、サングラスがわりにつかっています。

これも杉さんに教わりましたね。



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ONKEL(Germany)

これは、敬愛すべき俳優哀川翔さんとかぶった記念すべきモデルですね。

03年ー04年ごろかな。



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へたな写真ですな(笑)。


左が、EyeDC(france)、右手前が、ic!berlin(Germany)

左は記念すべき哀川さんモデル第二弾。こちらはわたしのほうが早かったみたい(笑)。05年ごろかな。

テレビで哀川さんがかけられるメガネはよく問い合わせがあるそうです。


ちなみにわたしは哀川さんの大ファンですが、

哀川さんとはからずもかぶってしまった2つのモデルは、

買った後で、判明したものです。


つまり趣味が同じということですね!(ちょっと自慢) これが嬉しかったりします。


右は、建築士の友人たちもよく愛用していますね。

「ねじ」を使わないブランドとして有名です。06-07年ごろ使用。


グリーンは好きな色で、これはいまでも夏に愛用しています。




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KIRK original DAPHNE

これは国名忘れました。01-02年ごろです。

DAPHNEというのは型の愛称なんですって。これも夏に愛用。



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これはコレクションの中でもっとも奇抜なデザイン。

大阪出張したとき、映画会社の広報担当の方に電車で尋ねられました。

あと吉祥寺で美大生に声をかけてもらったのも嬉しかったなあ(笑)。


Parasiteという名前です。アメリカンコミックに出てくるキャラみたいなイメージ。


06-07年ごろですかね。かなりとんがっていました(笑)。



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その反動からか、09年前後は、黒縁に回帰。

O-six(Italy)です。



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これがいまのモデル。

HERRLICHT(Germany)。

メイプル素材のハンドメイドです。


ちょうど転機が訪れたときで、杉さんの、


「これは人の成長とともに味が出てくるメガネ」というキラーフレーズ(!?)で買ってしまいました。


ウッドですから、汗も涙も吸収し、深い色合いが出てきます。


萩焼など陶器の世界に似ていますね。


いまは定番でリュネットジュラさんがメーンですが、その前は金子眼鏡さんや白山眼鏡さんなどもよく利用しました。


無印さんや、zoffさんやJINSさんでも衝動買いしてしまいます。


で、よく言われるのですが、


「弟さんにはつくってもらわないんですか?」


そうなんです。人には紹介するのですが、私からは発注しない。


実はここがミソでして、


杉さんが選んだメガネをかけることで、ライバル心を出してもらい、常に刺激になろうと、あえて発注しないのです。


これがほんとうの兄弟愛です(笑)。


でもよくみんなからは「ケチ」って言われます・・。すみませんねえ。


逆もあるのです。


わたしがつかうことで彼のブランドが高まる。


つまりわたしもしっかり世間に向けた仕事をしなければならないということ。


こうやって兄弟の仕事をお互い高められるよう努力したいなあと思っているのです。


後付で考えました(笑)。