月刊MD7月号より連載を開始する、ライフビジネスウェザーの常盤さんからニュースリリースが届きました。


よく天気予報で「平年に比べると・・」というセリフを耳にしますが、


なんと、この「平年(値)」が新基準にきょうから変わるそうです。


もともと10年周期で改定するそうですが、


前回の平年値が、1971年ー2000年までの30年間の平均値。


今回の改定が、1981年ー2010年までの30年間の平均値だそうです。


この10年の世界環境の激変で、「新平年値」もけっこうかわったそうで、ライフビジネスウェザーさんでは、とくに注目すべき点をリリースしています。


これから夏本番ですので、夏に向けた部分だけ抜粋しましょう。


・東京では年間平均気温が0.33度アップ。


・東京のもっとも暑い時期の最高気温平年値が、31.2度から31.4度と0.2度アップ。


・関東甲信越の梅雨明けは平年より1日遅くなった。(7月20日→21日)


・関東甲信越に限らず、全国的に梅雨明けは1-2日遅くなった。


・7月の平均気温は、東北北部から北海道では32地点中22地点が寒冷化。温暖化地点は10地点にとどまったのに対し、東北南部以南では124地点中122地点が温暖化した。


・温暖化傾向が顕著にみられる月の第1位は「3月」。これは0.412度アップ。ついで「9月」これは0.411度アップ。


・平均気温がもっとも上昇した地点は、「神戸」(0.9度アップ)ついで「高松」(0.5度)アップ。*神戸は1999年に移転のためその影響も考慮


・東京では昨夏(2010年6-8月)の最高気温が平年に比べて2.58度高かったが、「新平年値」で換算すると2.28度高い水準となる。



ざっとこんなかんじですが、全体的に上がっているということですよね。

1度違えば、体感温度はかなり変わりますし、湿度との関連で売れるものがかわります。


ドラッグストアの皆さんは以前のブログでも書きましたが、熱中症対策、猛暑対策のための店頭「インフォメ―ション」体制を講じることが大切ですね。


これに企業の「現場知」「経験知」を付加すれば、「インテリジェンス」になります。


猛暑対策「インテリジェンス」は貴社の最大差別化要因になります。


ウェザーはまさしくMD要です。


地域の皆さんの健康生活を守るためにがんばりましょう!