東北のドラッグストア企業も人的、物的被害がいまだつかめない中、
あるだけの商品を集めて、駐車場で生活物資を提供している店長さんがいるそうです。
その店長さんのスタッフのご家族はまだ安否不明な状況にあるにもかかわらずです・・。
大阪のうどんチェーンさんが、仙台に12日夜入りして、温かいうどんの炊き出しを行って、避難者の人から拍手喝さいだったそうです。
茨城の卸売企業さんもようやく商品がはいりはじめ、懸命に最前線の小売りさんに届ける努力をしているというメールがきました。
わたしも自分の仕事を粛々と進めねば・・と思います。
さて、厚労省と警察庁がすでに企業通知が出ていますが、
あらためて、月刊MD筆者よりきたメールを下記コピーします。
先日のブログでもお知らせしたのですが、現地入りした医師の報告では、
やはりかなり過酷な医療体制、服薬指導状況にあるようです。
阪神大震災を経験された人からも、40万人以上という避難者の生活維持が今後の課題になってくるといいます。医薬品はその生命線です。
トリアージに対応できる薬剤師さんもどれだけ現地にいらっしゃるか・・。応援にはたくさんいらっしゃっているはずですが・・。
→ここからです。
厚労省が、医薬品を運送してほしいと、業者に通知を流しました
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014j8f-img/2r98520000014otr.pdf
最寄りの警察署にいって、申請作業をし、「緊急通行車両確認標章」をもらって(運搬して)ください、という内容です
一般HPをみてみると、いくつか医薬品会社や卸の人が、確認標章をもらうことができたと報告しています
こちらは、本日、警察庁が出した緊急車両の通行についての通知です。
http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/kinkyukotsu.pdf
気を付けていただきたいのは、ここで交付の対象としているのは、生活救援物資を運搬する「企業」に限っていることです。
個人に対しては認めない、と読めます。
生協、NPOは大丈夫です。
各都道府県に公安委員会ごとに対応が違うかもしれませんので、出発地(お住まいの)最寄りの警察署にご相談ください
追加コメントです。
本日(14日)の通知発表は、「緊急通行車両確認標章」を持つ緊急車両のみが通れる「緊急交通路」を、これまでの宮城県以北を、福島・新潟以北に拡大する、という内容です
緊急交通路は、東北道や常磐道などの高速道路のほか、岩手、宮城の一般道の(一部?)も含みます。
「緊急交通路」は、緊急車両以外は通れませんので、標章なしに入るのは無理ですので、お気を付け下さい
必須の物資を届けるための措置です。