きのうは、1日メンテ。あさは整体でようやく自分にご褒美。午後はようやく大掃除に着手できました。

年賀状も毎年、この時期に追い込まれてやっています。


午後は、たまっていた吉田繁治先生のメルマガを一気読み。10年来の読者ですが、マクロとミクロ経済を行き来する現象分析と本質の抽出はさすがです。


ついでに、出張で読み切れなかった、神谷さんの「ゴールドマン・サックス研究」も読みました。前作のほうが面白かったかな。


夕方は、20年来の教え子たちと一献。なんと学生時代に塾で教えていた中学生たちといまだ交流があるのです。でもいまや彼らも30歳超えていますからね。年取ったなあ。


きのうは男女1名ずつ。男の子は、わたしの影響か、小売りのバイヤー職の道に進み、キャリアを磨きました。最近外資系のゴルフメーカーに転職してMD(マーチャンダイザー)になりました。給料もぐんと増えたみたいです。小売りは給料が安くてすぐやめる同期が多かった中で、わたしのアドバイスは「2年は石にかじりついてもやれ。2年やれば次が見える」と励ましたものです。


女の子は、航空自衛隊の元パイロット。でもいまなぜかケーキ屋さんでバイト中(笑)。というのは退職して2年間はよそで勤められない規定があるとのこと。そろそろ就職活動と思った矢先、大量のJALパイロットが流れてきて、ちょっと苦戦中だとか。パイロットの世界は意外と古臭いみたいです。でもパイロットなんて絶対就職には困らないと思っていたのに、大変な世の中ですよね。


パイロットになりたくて地元の進学校から直で、自衛隊に進んだ、変わり種でしたが、30歳を超えて落ち着いたいい女になりました(笑)。2人とも今後も一献続けたいですね。


さて、朝刊を見ていたら、ヤマダ電機さんが、電気自動車販売に本格参入とか。

山田会長という人は、賛否両論ありますが織田信長よろしくほんとに従来常識にとらわれないユニークな方ですね。池袋でビック、水戸でケーズ、新宿でヨドバシなど、敵の本丸に巨艦をぶつけるという方法は、信長の方面軍制度を彷彿とさせます(毛利には羽柴のような)。ヤマダは外国人株主比率が高いので、奇手も目立ちますが、戦略的にはかなりまっとうです。


ときどき従業員や取引先から刺されたりしますが、私の友人にも山田会長信者がいて、やはりとびぬけた人って敵もいるけど、味方も強力なんだなあと感じます。


でもこの電気自動車戦略面白いですよ。お世話になっている東大の宮田秀明先生は、EV&スマートグリッドの日本における技術顧問みたいな人ですが、自宅のソーラーから車に貯めた電気を、もう一回家庭に還元するためには特別な「コネクター」が必要で、実はこのコネクターをどこがおさえるかというのも、スマートグリッド戦略の重要なキーだとか。これをヤマダがPB商品として開発したいのかもしれませんね。これは既存の自動車販売店や住宅メーカーにはできない発想でしょう。