冷水を頭からかけられたようなものである。
いつも腰が低い営業マンから聞いたこともないようなどすの効いた声で、
しかも乱暴な言葉遣いで返されると、束の間何が起きたのか分からない
と言う顔でこっちを見ている。
ここの辺りが支店長がよく言う「俺たちは猛獣つかいや
」の所以。
返済期限が来て、取引先が逃げて集金できないのが明らかになり、
頭が真っ白になって襲いかかってきた猛獣を鞭(できれば愛の鞭であって欲しいな~)
で一発喰らわして大人しくなったところに冷静な話が始まる。
「怒鳴りたくて怒鳴ってるんじゃないんです。僕だって社長の会社を
守りたいんです
」
会社を助けるには当然、融資を受けるしかない。
しかし、現状では追加融資は受けられないので親戚を保証人に立てるしかない。
真剣な顔で素直に話を聞いている。
社長もは会社が潰れるかもしれないという恐怖心から怒鳴っていただけ。
「確か奥さんのお兄さんが公務員でしたね。公務員は景気に関係ないからいいなーって言ってましたよね」
親戚の状況は世間話で既にヒアリング済み
「そんな今日の今日じゃじっくり話す暇もないし、第一そんなこと義兄には頼めん。。」
byはまちゃん