メディカルアロマセラピストならばなんと答える?クラリセージのスクラレオールがもはや空前のともしび | JMAA 本格メディカルアロマ の セルフケア アロマテラピー by Angie's Palliative Care On-Line Shop

メディカルアロマセラピストならばなんと答える?クラリセージのスクラレオールがもはや空前のともしび

あなたならどう回答しますか?
 
「クラリセージにはもはやスクラレオールはほとんど入っていませんよ!」
 
元は香りによる癒しのアロマテラピーアドバイザーとしての私としては、昔スクールで覚えさせられた...
「クラリセージにはホルモン様作用があるから妊産婦に使ってはダメです。流産の恐れがあります」の言はもはや信じてはおりませんが、メディカルアロマセラピストとしては、今はもうスクラレオールの安全性も理解していますので、昔のように初めて聞いたときに思った「だったら世の中で流通させなければいいのに」などという安直な疑問も生まれることはありません。
 
今回は、JMAA神奈川校ご受講のママ&キッズセルフケアセラピスト講師さんからのご質問。
 
ご質問というよりも、ご自身の学問の追求と、第三者のためになる解決策の一生懸命な姿がうかがえるお電話が担当講師の携帯電話に直接かかってきました。
 
担当講師曰く、「質問が多い人ほど真剣さが強い」とのこと。
 
「クラリセージを買ったのですが、成分表を見てみると、なんとジテルペンアルコール類のスクラレオールの含有量がほとんど無いんです!(下記分析表画像ご参照)これでは頼りにしているエストロゲン様作用にほとんど期待は持てないのではないでしょうか?」
 
従来は(本部、支部、認定校で学ぶ際)およそ5%ほどのスクラレオールが含有されているからというイメージを誰もが★ヒント★ “強く”持っているでしょう。
 
しかしいくつか前の投稿でのカモマイルジャーマンのケトン類が成分分析表から消えているケースもあります。
≪ご注意≫
だからと言って、カモマイルジャーマンにはケトンは無くなったことを意味しているわけではありません。
小数点第三位以下、例えば “0.009%”かもしれないのです。
 
地球環境の変化は、この10年で、この地球上のあらゆる事物を変えてしまっているのです。
動物のみならずあらゆる生物の生活、特に地に成長する植物にはその変化は顕著です。
成分は必ずロット毎に異なります。
イコール、香りも異なります。
イコール、成分と分子も異なります。
イコール、作用も異なります。
 
しかし今回の講師さんのクラリセージのご質問、素晴らしい質問だとは思いませんか?
ここまでしっかりと考えてくれているという感動すら覚えます。
 
相手の立場に立ってメディカルアロマレシピを考えたいからこそ、常に成分表には目を通していることが伺えます。
そして安易に協会のレシピを薦めて “(第三者で)試す” のではなく、第三者のためになる解決策を模索するために個人としての第三者のお悩み解決をしたいからこそ、電話をしてきているのです。
 
このような意識を持った講師さんには、是非JMAA認定アドバイザーになってほしいですね。
 
この方が上記講座を受講して講師となったのは今年の2月。
初めてのイベントが4月。
今では、いろいろなことを企画、実行しています。
 
JMAA神奈川校出身者の講師さんやアドバイザーさんたちの質問は、いつも本格的な質問ばかりですので、常に気は抜けないとのこと。
 
さて、あなたならどう回答しますか?
 
ご自身が認定アドバイザーであれば、自分で処方ができる人、レシピを作れる人ですから、なんの心配もなく回答(だけでなく根拠とアドバイス)ができるはずですね。
 
決して「協会のレシピだから...」
「スクールではそう習ったから」などという曖昧な回答はしないのがJMAA認定アドバイザーです。
まして「そう言われています」などという回答だったとしたら聞き返しましょう。
 
「誰が言ってるの?」
「どこで言ってるの?」
「いつのお話し?」
 
最新のクラリセージの成分表を御覧ください。
そして、まずはご自身の回答を考えてみましょう。
適切な回答が思い浮かばない場合には、ご自身の先生にまず聞いてみましょう。
 
ちなみに、神奈川校での回答の冒頭は「大丈夫ですよ、ご心配なく、なぜならば...」
 
次回は神奈川校よりの回答を担当講師(メディカルアロマスペシャルカウンセラー)にお聞きして、詳細に記してみたいと思います。