夏場の水虫もメディカルアロマで!毎年新しいお薬や民間療法が誕生するわけとは? | JMAA 本格メディカルアロマ の セルフケア アロマテラピー by Angie's Palliative Care On-Line Shop

夏場の水虫もメディカルアロマで!毎年新しいお薬や民間療法が誕生するわけとは?


未だにときどき見かける「●●という精油には抗菌力があるから水虫に...」の説明のアロマテラピー。

申し訳ありませんが、“水虫”は菌ではなく、真菌(白癬菌)ですので、抗菌作用に期待は持てません。期待を持つなら抗真菌作用ですので、これさえあればアロマテラピーでなくてもなんでもよいでしょう。

ただ残念ながら、この世界でも毎年のように新しいお薬が開発されて世に出ている現実があり、治ったと思ったらまた...という経験をなさった方も少なくはないでしょう。

真菌はカビの一種ですから皮膚の奥底まで生息していますから、表面が治ると治ったように思えるだけでまた出てくると考えて間違えはありません。

そこでメディカルアロマでは下記の作用を、最も経皮吸収させる方法で利用します。

1) 痛痒さ:抗掻痒(痒み抑え)、局所麻酔作用
2) 皮膚の爛れ:瘢痕形成作用(皮膚細胞賦活作用)
3) 常に湿度と菌の繁殖する部位:強い抗菌作用、抗真菌作用

『水虫解消ジェル』
●ハイブリットオイル     2ml
●ナチュラルモイストジェル 20ml
■クローブ      3滴
■ニアウリCT1   3滴
■パルマローザ    3滴
※患部に小豆1粒大ほど塗布します。
一日に何回でも大丈夫ですが、治ったと思っても数日は20mlジェルを使い切る気持ちで塗布しましょう。

皮膚の奥底まで生息している真菌を撃退するためにも。


クローブが約80%含有するオイゲノールの強い抗菌だけでなく、局所麻酔、瘢痕形成、抗真菌作用はとても嬉しい成分(分子)です。

ニアウリCT1の半分以上の酸化物類1.8シネオールならオーバーオールに抗炎症、抗菌作用を維持してくれるだけでなく、モノテルペン炭化水素類αピネンも少々含まれることで、血行を促進し、精油の成分を効率よく吸収するだけでなく、傷の治りを早くするための血液循環による栄養もより運ばれるでしょう。

パルマローザはご存じの通り、約80%を占めるモノテルペンアルコール類オイゲノールの皮膚弾力回復作用と収斂(引き締め)作用、さらには強い“抗菌”作用は一日中履いている靴の中だからこそ必要です。

これからの夏にお勧めのレシピの一つとしてご紹介いたしました。
ご質問はどのようなことも、全国に広がるNPO法人日本メディカルアロマテラピー協会講師の皆様にお問い合わせください。