アロマテラピー、籠の鳥への害? | JMAA 本格メディカルアロマ の セルフケア アロマテラピー by Angie's Palliative Care On-Line Shop

アロマテラピー、籠の鳥への害?



ネットの中の質問集で、「害があります!」と回答があって、質問者も「そうですか害はあるんですね~」って終わってたんで、これは「見過ごせねー!(みのさんは「ほっとけねー!」)」と思い、その回答を読んでみると、論理やデータはないにせよ、意味あることを書いていたので凄くなっとくした。なかなかやるな!って感じで感心したのも束の間、他の回答を見ると、悩んでいる質問者さんの真の答えにはなっていなくて、ただ単に自分のやってることをお薦めしているだけ!まぁこれも善意でやっているんでしょうね。それもわかるけど、質問者さんが結局のところ曖昧な理解、場合によっては間違った理解で終わってしまっているのが悲しいので、今日はそれを例にとって見た。いつものようにダメだし(?)+納得(!)のチャチャが入るけど笑って許してね。チャチャって石井明美か!それはチャチャチャ!(山田奈緒子じゃないって!)



今日の例は、「いいね!」って思える回答を例に挙げたけど、続きは「オイオイ!」っていっちゃうような、回答者さんの求めるところが曖昧な回答を載せますね。もちろんどこにあるか、誰が書いたかは伏せますよ!ご安心を。



【質問】

アロマテラピーを始めたいと思っているが、部屋には小鳥がいて、害が心配。逆に人間みたいに良い効果があるのか?タバコや蚊取りマット等は有害らしいのは聞いたことある。。。



【回答1】(この回答に感心してしまった!なぜなら、一番に小鳥のことを考えているから!)

アロマテラピーは、勘弁してあげてほしい。害はあります。人間と同じような効果はまず無理。アロマテラピーは、通常の空気中に少々香りが混ざった状態で、人間に精神的な安定や安らぎをもたらすとされる。この効用の多くは、人間が過去に経験した香りの記憶を呼び起こして、その経験を再現していると錯覚させることで生じている。もちろん、万人に共通の生理的な効用を含むものもありますが・・・前者では、当然、効果に個人差が出てくる。同じ過去・経験を持った人はざらにはいません。

(この回答者さん勉強してますね。単に人からのウケウリだけでないって分かる。拍手!)

小鳥にとっては、脳に人間のような記憶を持つだけの格納場所がないから、単に「妙な混ざり物の空気」を長時間吸うことになる。しかも、小さい体だから、その体重あたりの呼吸量は、人間の数倍から数10倍。人間にすると、通常1分間に50回程度の呼吸を、数100回していることと同じ位空気を吸いこんでいる。ほんのちょっとの混ざり物にも敏感に反応する。オーム教事件のとき、毒ガス検知のために小鳥が使われていたことも記憶に新しい。(そのとおり!)

それに小鳥の寿命は、人間よりも短い。人間の1時間は、小鳥にとって数日~数10日。「ちょこっといい香りを・・・」は、「何日も苦しい空気の中に閉じ込められる」ことなのです。(凄い素晴らしいご指摘!)

毒ガスのように、すぐに死んだりはしないだろうけれど、通常の自然界にない「香料が燃やされて酸化したにおい」の中で、いなくてはならない。(そんなことさせられねー!人間が自分の身に起こったことを想像したら嫌に決まっている!)

なんとか、アロマテラピーをしないで済ませるように考えてあげてもらえませんでしょうか?回答の書き方がまずくて、気分を害されたかもしれませんが、どうかお許しください。私の気持ちがうまく伝わるといいのですが・・・

(本当にこの回答者さんは心の優しい人。それだけではなく、よくものの本質の真偽を見極める人のよう。筆者も学ばされる。)



【質問者の答え】

やはり有害ですかぁ・・少しでも害があるのなら、使用するつもりはない。犬用のアロマテラピーがあるらしいので、小鳥はどうかとおもっていた。ありがとうございました。



私としては、この人がアロマから離れちゃうのは残念に思います。小鳥ちゃんへの影響があるかないかも確実ではないが、あるかもしれない。だったらその危機管理も踏まえて、アロマを楽しむ場所では極力小鳥ちゃんをそこから離すとか( “とか”ですよ~!こう言っとかないと、「離したって無理だ!」なんて揚げ足取りが来るんですよね~!まぁいつも「論理とデータがなきゃ対応しません!」って言っちゃってるから大丈夫とは思いますが。な~にかないかと欠点ばかり探している人がいるんですよー!本旨を忘れちゃってね。) 



あと重要なのは、この回答者さん、アロマテラピーって“香り”だって思ってる。アロマテラピーの発祥だってガットフォセさんの火傷に塗ったラベンダーでしょ?セラピストって英単語帳の札のような資格を持っている人はみんな知っているんだけど、なんで消費者の多くは、アロマテラピーって香り~!なんて思ってるの?おかしくない?この事実。本当のアロマは、癒しというよりも治療で、だから海外の医療関係者はもちろんのこと、アロマセラピストと名がつく人の勉強は、それはそれは大学教授並み!私の知ってる(っても個人的じゃないよ)、アロマじゃないけど、アメリカ人ハーバリストの知識たるや凄い!元は植物関連の普通の仕事してて、現在では全米450人以上の医師に教えてるんだからね。比較するつもりじゃないけど、本当のハーブの使い方、第一人者の言うことは



このハーブ最高峰の人の第一声がなんと「ハーブは効かないよ!」。そして「多くの人が、ハーブの種類の大枠の効能ばかりを話して、それを推奨している。傷病者(対象者)のその特定の症状も吟味せずにただ薦めているだけ。その傷病者の免疫が落ちている時にも平気で薦めたりとかしているが、ハーブの有効性成分が十分に活躍できない場にハーブを使っても効くわけない。これがハーブの効能を曖昧にしている原因だ」ってね。まったくもってそのとおり!



しかもこの凄い人の凄い言葉、アロマテラピーの世界にもそのまま言えること。ビジネスだけが先立つと、本旨の“心身のお悩みを抱える方に”が全くないってことだね。



これどこかで昔見たか聞いたかしたブームに似ているなって思うのはわたしだけ?そうそう本来、“ネットワークビジネス”はアメリカで大ヒットして、過去のアメリカの大不況も助けたはずの素晴らしい(といっても私にはその暇がありませんので、コメント欄に勧誘は御免ですのでよろしく。)システムなのに、イザ日本に入ってきたら“ねずみ講”になっちゃった!今ではネットワークビジネス=ねずみ講っていう図式がすでに市民権まで得たような事実。これも悲しいね。日本人は、自分の損得が先に立つって言われていることも悲しい。



アロマテラピーが、このまま曖昧な情報だけで世に広まり続けたら、アロマテラピー=○○○○なんてことにも?!いやだいやだ!例の一世を風靡した一本10000円近くする○○○ト(私も少しは安いからって、空港の免税店で何十万円無駄しにしたことか...)一旦世に“あれは実は効きません”って出てからというもの、最近ではヤフオクで一本1000円程度で出てたの見て“ガ~ン!”宣伝文句に乗っちゃ、ってか、“周りがやってるから”っていう、これも超日本語人的な発想はもうやめないとね。



もう一度言いますが、アロマテラピーは“香り”じゃないですよ!“香り”も含まれるってこと。本来の姿は、治療のための自然療法であり、補完・代替医療のひとつだってこと。後でアトピーがなぜ、医療の世界でもホリスティックな対応が必要になるかを書くつもりだけど(忘れちゃったらごめんなさい)、このホリスティックという総合的な意味合いが非常にこのホリスティック療法のひとつであるアロマテラピーにはある。西洋医学の薬剤が、特定の目的のために植物の特定の成分を抽出して合成して作られることから、特定の症状に向くのに反して(反してはいないか?)、アロマテラピーの精油一種類に入っている数百の成分の特定の成分を利用しながら、他の成分の恩恵も同時に得てしまうという、これまたホリスティックの中のホリスティック。そしてそれは“治療”という行為が医師にのみ与えられている(どこでもだね)日本において、このストレス(心の問題)から病気(身体の問題)の発症が常に増加し続ける世の中で、最も有効なセルフメディケア!すなわち!



『自分による、自分が良く知る自分の身体のための、自分でできる治療』なんです。だからアロマテラピーを使って人のせいにできないし、それゆえに曖昧な情報は伝えたくない。その根底には常に、早く治ってほしいという気持ちがなければ、その自分のためのセルフメディケアを第三者には薦められないと考えます。



最近の傾向: 治療でないアロマテラピーが、治療と称するアロマテラピーが出てきたことで、なぜかみんな揃って“アロマテラピー治療の“”要素が“””って言いだしてる。面白いね。10年前は全くそんなことなかったのにね。みんなどうしたの?いきなり?