薄くてごめんね
https://ameblo.jp/mcwoter08/entry-12667262039.html

2ヵ月振りの御来店に感謝です
朝投稿したお客様の御母様
前回のカットを喜んで下さり
今回指名を頂きありがとうございます


椅子に御案内してカウンセリングを開始すると

チョットね、チョットだけコウシテ

手で丸みを作って見せる形はグラデーションボブ
カットブックでお客様の考えるスタイルに
一番近いであろう写真をお見せすると

ソウソウ、お願いネ
アト、、、

ココはちゃんと見えない様に、ね

ニッコリ笑顔を見せるお客様
私は細かい所を確認して早速カットスタートさせる
お客様の髪質は緩いクセ毛で細く柔らかい
トップが少し薄く男性で言うところのM字
前回はレイヤーボブにして顔周りを分け目無しで
全部前に流すスタイルにした
今回は右6:4くらいにして前髪を流して見せない様にするプランだ


ハチでブロッキング
サイドの半分とその延長でブロッキング
盆の窪でブロッキング
襟足のアウトラインを残してブロッキング
髪際線から2cmでカット
その上を5mm被らせてカット
後頭部の丸みの頂点の下までワンレングス
ハチまで重めのグラデーションからグラデーションに変化して上げていく


サイドは顎の下辺りを目指してやや前下がり
ハチまでグラデーションでカットする
ハチを骨格なりに引き出して軽めのグラデーション
上を角を取るくらいでレイヤーで繋げる


ドライしてチェックカット
手櫛で前髪を馴染ませて落ち具合を確かめる
長過ぎず短過ぎない長さを見極めてカット

ココ、、こうヤッテ

顔周りを軽くしてシャシャっと感を出したいらしい
私は顔周りを梳くのではなく段差をつけたら?
と説明したが形はコレで良いらしく
軽さだけ欲しいらしい
私は1回1回観察しながら梳いていく
3回でチョップカットに切り替えて
表情を作っていく
失敗カット時代にセニングで量感調整して
鋏で質感や束感など色々と探究したいた
間違って突っ走っていた時代と言っても
ほんの数年前までだから
こちらの技術歴の方が遥かに長い


鏡で確認
サムズアップを頂戴出来た
どうせ梳くならなるべくおかしくならない様に
セニングも使いようだ
失敗カット時代はセニングを使っていた事が失敗なのではなく
単に私のカット技術と理論がダメだったからだ
使わないに越した事はないが
お客様が望むのであれば
今の技術と融合させて使っていきたい
今ならまだマシに使えるはず