今回はブログでは紹介していない、OPEN用 NSR80 にTZM50のラジエターを取り付けます。
左がNSR80/NSR50後期用ラジエター
右がTZM50Rラジエター
レースを始めた頃、NSR80でサーキットを走っていましたが、当時は前期ラジエターで夏場走行すると、水温は100度を超えます。
熱だれを起こし、パワーが出なくなり、最悪焼きつく恐れがあります。
今回取り付ける車両のNSR80は、ポート加工もしており、以前のNSR80よりも高回転領域を多用するので、NSR50後期のラジエターだと直ぐに水温が上昇してしまい、まともに走行できません。
そこで、TZM50Rのラジエターを導入しました。
因みにラジエター容量は以下のとおりです
NSR50前期<NSR50後期/NSR80<NSR-MINI<TZM50R
NSR50/80のラジエターは3ヶ所で固定されています。
純正の固定方法は、上側は、ラジエターの上部に棒が出ており、差し込むだけ
左右はボルト止めです。
そこで、純正と同じように、某を差し込んで取り付けるべく、棒を取り付けます。
そこらあに転がってた鉄材を加工して、作りました。
ラジエターの一番上は水が通らないので、穴開け+タッピンで固定しました。
棒は延長ボルトを利用したので、上側からボルトで固定出来ます。(あまりメリットは無いけど)
左右は、ステンレスパイプを加工してステーを作りました。
はい、これで取り付けは完了です。
取り付けの注意事項として、
★ハンドルを切ってもラジエターと接触しない
★フォークがフルボトム時にもタイヤが接触しない
★チャンバーの取り外しが、ラジエターを外さなくてもいける位置
★カウルと接触しない
で取り付けましょう。
次は、ホース周りですね。
NSRとTZRでは、ホース径が違うのでどうなることやら・・・
つづく