親戚が経営者で事情承継について話をしてた。
現在の代表のあとに息子が継ぐ予定で、代表には一緒に働いている弟がいる。
弟さんは経営者というよりかは職人に近いとのこと。
弟さんは温厚な性格で会社では何も権限を持たされていない。
経営者として向いていないのは代表が決めつけているだけで実はそうではないのかもしれないと思っている。
代表は、早期に先代の父親を亡くし若くして経営者となり20年以上も会社を存続させた。
この会社が今後、どのように存続していくか楽しみなことがある。
能力がないと思っていても権限が与えられることでポテンシャルを発揮する経営者も身近で見てきた。経営者はガテン系が多いとイメージしている人も多いと思いますがかなり温厚で腰が低い人もたくさん見てきました。
家族経営でよくないことは自分の息子に対して客観視できないことが大きい。
基本的に役員は一番、血の繋がりではなく会社を存続させることができる人にやらせるべきと考えています。
なので、事業承継においては、自分の息子よりも優秀な従業員がいるのであればその人が継ぐべき。
それができる会社は意外と少ない。