50円マイコンCH32V003Fを使う(2): サンプルソフトをコンパイル

まず、CH32Vを知らない人に簡単に説明しておきます。

CH32Vは中国の江蘇沁恒股分有限公司という会社が売っている32ビットマイコンです。

しかも、RISC-Vという比較的新しいアーキテクチャを採用しています。

RISC-Vの中でも最もコンパクトなRV32ECを採用しています。

32ビット命令＋整数汎用レジスタが16本＋16ビット圧縮命令に対応しています。

今回使用するCH32V003F4P6は、RAMが2KB, FLASHが16KBのマイコンとなります。

秋月電子で2023年6月から販売を開始しています。←ここがポイントです。

比較的安価で、CH32V003F4P6は50円、CH32V003J4M6は40円（23年7月）です。

RISC-Vの勉強に使えると思います。

CH32V003F4P6を動かすための準備をまとめておきます。

１）ソフトウェア開発環境MounRiver Studioをダウンロードしてインストールする。

→ MounRiver Studio にあります

2) サンプルソフトをダウンロードし、解凍します。

すると、MounRiver StudioからFile-Loadでプロジェクトを開きます。

サンプルの中のSysTickを選択します。

プロジェクトを読み込んだら、BUILDします。

以下のようになればビルドがきちんとできたと言う事です。