コラム 時代は「企業や学校が」個人の持つ得意分野といかに向き合うか | 人間力コミュニケーション基礎評論・講師 菅原藤理です。
おはようございます!
日本コミュニケーションプロ協会の菅原です。

今日は個人のコミュニケーション能力にあわせた指導についてお話を。
戦前から戦後現在に至るまで
日本の教育は均一に学習能力を揃え
上げていくという「教育の平等」の観点から進められてきました。
しかしどうでしょう。
今では学力の格差も生まれ
まして個人の持つコミュニケーション能力も様々な中で、果たしてこれまでの流れが通用するのでしょうか?

というもの。

社会に入っても企業側は
当然入社後に、同じような課題を与え
「なぜ出来ないんだ」と叱る上司。
若者や現代人に増える「鬱」。

中には数ヶ月で自主退職も。

これが日本の現状。

勝ち組負け組という言葉が
生まれたのもこの頃から。

なんの原因や改善解決がなされず
単にコミュニケーション能力が低いだとか
センスが無いだのとこじつけて
みんな目をそらしてきた結果では?

学校教育もそう。
個性を伸ばすといいながら
学習能力向上ばかり気にして
コミュニケーション能力なんて二の次。
その背景には、今の保護者がそんなコミュニケーションなど時間を費やすくらいなら、学習に力を入れて欲しいと注文があるんだそうだ。とある教育委員会が嘆いていた。

では本来コミュニケーション能力はどこで養われるべきか?

それは家庭である。
しかしこれまた家庭そのものが
コミュニケーション崩壊の危機である。
学ぶどころか、互いに干渉しない淋しい家族像がすでに存在しはじめているのも確か。

今のままでは人や社会に対して
「無関心」な心なき時代になってしまうと警鐘を鳴らしたい。
大袈裟でもなんでもない。
皆さんがすでに気づき始めているはず。
しかし傾向や対策、改善策が確立しにくい世の中で、どの教育機関も職場も家庭も逃げてきたはず。

ぜんぶ個人の責任に
なすりつけているだけである。

人は必ずどこかで必要とされているし
場所もあるし役割だって存在している。
必要のない人間なんてない。

個性だっていろいろで結構じゃないか。
ではどうしたらよいのか?

それは「チーム」であると考える。
個人からチームに切り替えることで
まずは乗り越えられる。

私の恩師、元アナウンサーでヴォイストレーナーやコーチングで活躍されている
赤坂スピーチクリニック代表の赤津弘子さんはこういう。

個人の持つ資質をしっかり見極めて
得意分野とする成長する性格を生かし伸ばす。互いが補いながらプロジェクトに向かわせれば、良いものがきっと生まれる。というもの。

これまでは個人の能力にほとんどを任せていたものから、それぞれに得意とする分野苦手とする分野をしっかり把握することが、家庭や学校、職場の果たす役割というものである。

その把握方法は赤津弘子さんをはじめ
私に聞いていただければご紹介させていただく。

世界で最新の手法を学んだ赤津弘子さんのシステムは、すでに外資系企業は取り入れ始めているとのこと。
ぜひ気軽にお問い合わせを!!

今日も良い一日で。


一般社団法人
日本コミュニケーション
プロフェッショナル協会
菅原藤理