「本質」こそあなたのすべてである。
最近は様々に就職面接に関する書籍をはじめ、
大学内キャリアサポート、またジョブカフェなど公的機関などで
面接に関するアドバイスや模擬面接など恵まれたカリキュラムが目立つ。
しかし私が見ている限りその内容は
あくまで「一般例」をもとにした「体験」であって、
すべてがあなたに当てはまるとは限らない。
むしろ大半は「あなたに合っていない」ものばかりである。
1000社近くの人事担当者・経営者とお話をさせて頂く際に必ずこの言葉が出てくる。
「中身が薄い・・ないんだよねー」と。
具体的さにかけ、表面上みんな同じ答えだというのだ。
全くである。
就職活動生50万人以上の学生たちが一斉に動き出した昨年12月1日。
みんなが似たような答えをイメージし、自分を主張し認めてもらおうと必死。
その中でみなさんは大事なことを忘れていないだろうか・・。
それは「あなた自身」の根っこにある本質のアピールであるということを。
私のいう面接での本質の一例である。
といってもこれは日頃からお世話になる仲間の一言であるが。
あなたはどう感じるかぜひご覧いただきたい。
面接官「あなたが学生時代に誇れることは何か?」
A 君「無遅刻無欠席です」
面接官「それは特に珍しいことではないように感じますが?」
A 君「はい確かに。でもこの無遅刻無欠席である背景には大きな理由があります」
面接官「それは何でしょう?」
A 君「私は高校時代から今まで母が作った弁当を毎日持たされていました。
最初の頃は周囲は学食やコンビニの弁当などうらやましくも感じ
母の弁当が嫌で嫌でしかたありませんでした。
しかしいつしかそれが当たり前となり、毎日弁当を開くたびに気付いたのです。
バランスを考えた中身、毎日中身も変化があり、常に僕のことを思い
朝早くから弁当を作っていた母の姿があったということを。
このバランスの良いお弁当こそが、風邪もひかず毎日健康に過ごせたものと
数年たった頃ようやく気付いたのです。
家族に感謝 そんな思いでいっぱいになりました。
今でも母の弁当は私の誇りに思っています。そして恵まれていると感じました」と。
ただただ「感動」である。
こんな思いを持った学生ならば、
きっと何をさせても良い仕事をするに違いないと感じたのである。
サークル活動やボランティア経験、留学時代など語る学生は何十万人といるが
単なる数年の「思い出と感想」である。
あなたが学生時代に何を学び感じて、行動に移し実践できているのか。
企業側がしりたいのは「あなたの本質」なのであり、
ちっちゃな経験自慢話ではないのである。
むしろ完璧に質疑応答をこなす学生はおもしろくない。
面接は「会話」なのだから。
可能性を感じ、企業側に「もしこの学生だったら・・・・」
とイメージをさせるような期待度を印象付けて欲しいと感じる。
まずはあなたの本質はどこにある??
コミュニケーションを軽くみてはいけない。
デジタルで繋がるだけの目先のコミュニケーションで満足するな。
大事なのは「人と繋がるアナログの本質」である。
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