面接注意点(ツイートから引用) | 人間力コミュニケーション基礎評論・講師 菅原藤理です。
就活生の裏情報さんのツイートから。
面白かったのでぜひ読んで見てくださいね。

当協会のコミュニケーション基礎検定は言うまでもなく、最低限人と繋がりをもてる力を持って挑むものであり、
履き違えていただきたくないのは
表面上のコミュニケーションスキルを学びとりあえずやるだけでは失敗するということです。
本からやネットだけで何と無く真似することと、心から関心をもって挑むチャレンジ精神をもった学生とは明らかに違う結果を生み出すことになるでしょう!!!!


「面接で陥りやすい10のアクション」

エントリーシートと試験を通過して、いざ面接。しかし、就活の魔物は面接に棲んでおります。何次にも渡る厳しい評価プロセスは、生半可な準備でとうてい乗りきることはできません。試行錯誤の繰り返しを経て、ようやく満足いく面接ができるようになっていきます。
ただ、そんな厳しい生存競争の場で、戦う前から負けている状態の人がいらっしゃいます。今回の記事は、少なくともバトルステージには上がろうぜ、をコンセプトに書きました。これだけはやらないように、まずは頑張ってください。

①姿勢・格好が悪い
面接時の姿勢が、肘と膝がくっついた状態で手を組んでいる、まるで『机がない碇ゲンドウ』 というような人物もかなり変わってるという評価を頂くと思うのですが、意外と本人は気がついていないものです。
高学歴就活生11の慢心-就活中にこれをやると落ちる
以前書いたとおり姿勢が悪い状態で受け答えをすると、その時点で評価は大きく下がります。背筋を伸ばすとか、足を組まないとかそういう普通のことができるだけで評価は上がるものです。
また、広告・マスコミ・ゲーム業界と言った自由度の高さを売りにしていそうなところでも、面接にコスプレをしてきたり、シャツ一枚できたりしては、「お前うちの会社を舐めとんのか?」と、怒りに火を付ける危険性が高いです。ギャンブルをしたいなら、カジノでやりましょう。

②質問や会話に対する反応が過剰である

ボディーランゲージはコミニュケーションにおいて重要です。相手の話に感心してうなずき、身を乗り出すと、相手も自分の話を真剣に聞いてくれていると好意的な感情を抱きます。しかし、程度問題というものがあります。お前はアメリカのコメディアンか、というくらい大げさにリアクションをされると、相手は逆に戸惑い、場合によっては不快感すら覚えます。
「仮面のように笑顔が崩れない」「自分で言って自分で笑う」「コメツキムシのように頭を下げまくる」など、逆効果ですのでご注意下さい。


③質問や会話に対する反応が過小である

「リアクション芸人かこいつ・・・」という人も困りますが、「ターミネーターかこいつ・・・」といった人も面接官を困らせます。どんな話を振っても表情が変わらず、リアクションも薄い。ただ淡々と自己PRをし、志望動機を語り、学生時代に力を入れたことを語り・・・というタイプです。面接官の側からしてみれば、逆圧迫面接を受けているような感じがして、早く終わらせたい気分になります。

④「できない、分からない」と言う否定語が出る

学生のうちから企業で通用するスキルを持っている人は滅多にいません。企業側も、もちろんそれを織り込み済みで「やりたいこと」を聞いてきますが、そこで馬鹿正直に「今現在そのような業務をやる自信はありませんが~」なんて言ったらまず落とされます。この厳しい経済情勢の中、企業側が採用において重視するのは、やはり「未知なる分野に旺盛にチャレンジする精神・失敗にへこたれない根性」です。まだ好き勝手夢を語れる場である就活の時点で尻込みしていては、積極性に問題ありと評価され次に進むのは難しいでしょう。
「できない」のは当然です。いちいちそんなことに拘らず、貴方のやりたいことを堂々と語りましょう。

あ、ただ、だからといって
抽象的なビッグワードをやたら使いたがる。例えば・・・『プレゼンス』『バリュー』『コミュニケーション能力』『やりがい』『スケールが大きい』『win-win』『自己実現』『「自分にレバレッジをかけられる場所』『人の魅力』のような言葉が面接で気がついたら出ている。
高学歴就活生11の慢心-就活中にこれをやると落ちる

のような具体性に欠ける発言をしていると、突っ込まれてあなたが困るだけですのでそこは注意して下さい。
⑤「なぜ弊社なのか」「何がやりたくて受けているのか」がわからない

「志望動機」や「入社してやりたいこと」を学生の時点で具体的にイメージするのは難しいです。それは端的に、「働いたことがないから」というのが原因です。
ただ、それは空気語で溢れた志望動機でもいいという理由にはなりません。OB訪問や説明会での質問コーナー、リクルーターとの会話など、具体的業務内容やキャリアパスの一端を知る機会はありますし、企業HPに行けば、その企業の商品・サービス・理念などが書いてあります。
就活開始時に小見出しの質問に答えるのは難しくても、情報を集めれば「自分がなぜその会社に行きたいか」「どういう価値を与えられるか」がだんだんカタチになってきます。その作業を怠っていては、入社意欲に問題ありとされてもしょうがないと思います。
酷いのになると、ホールディングスでの採用なのに、そこでグループ会社がやっている業務について「やりたいんです!!」といっている人がいました。じゃあそこのグループ企業の面接を受ければいいじゃんか・・・。ええ私です。

⑥神に祈る

面接は運が半分、なんて言葉を聞くと思わず神に祈りたくなります。Oh…God save the “SHUKATUSEI”!!
しかし、私が見た人は、まず十字を切って神に祈ったあとで、般若心経を唱えてました。「ええと、それは神と仏の間で神仏大戦が勃発するのではないかな」と思いましたが、まあ本人が落ち着いたならありですね。どうせなら、「アッラーフ・アクバル」も言って欲しかったですw

⑦趣味が読書

趣味欄に読書と書く人は多いと思います。本読むのが好きというのはいいことだと思うのですが、「一日一冊必ず読むことにしています」なんて聞くと違和感を感じます。
ご存じの通り、一日で読み切れる本というのはそれほど多くありません。私の場合だと、新書で大体2、3日で一冊。ハードカバーの学術書だと1週間以上かかることもあります。しかも、友達と遊ぶとかバイトとか用事が入ると、そのペースは遅れます。

そんな感じなので、どうやったら一日一冊ペースを維持できるのか大変不思議に思います。まあ、最近は「速読」「フォトリーディング」「自分の目についたところだけ読む」など、様々な読書方法がありますので、そのペースも可能となっているのでしょう。技術の進歩はこんなところでも恩恵をもたらしているのですね。
ちなみに、哲学者の廣松渉先生は、学生時代一日600ページの読書をノルマとしていたようです。できる範囲で楽しみましょう。

⑧最後で気がゆるむ

面接で最後に聞かれる「何か質問はありますか」の重要性はもう知れ渡っているようです。ただ、そこで練れた質問をできたからと言って、貴方の仕事は終わりではありません。まだ、相手の答えにレスポンスを返すというプロセスが残っています。長時間相手の意地悪な突っ込みに耐え、自分を余すことなくアピールでき、最後の質問も完璧にこなせた貴方は、達成感に満ちあふれているでしょうが、部屋から出るまでが面接です。
貴方のキレのある質問に感心し、「ここまで私の突っ込みに耐え、よくぞ見事に自分をアピールしきった、感動した!」なんて状態で貴方に質問の答えを返す面接官。ふと貴方を見ると、口を半分開けて目が死んでいるのです。100年の恋も冷める瞬間です。
最後まで目に力を入れ笑顔を保ち、万全の体勢で退出しましょう。

⑨予告した話のコンテンツ数と、実際に話した数が違う

コンサルや投資銀行の人特有なのか、それとも社会人の習性なのかは分かりませんが、とりあえず話し始めに「○○に必要なことは3つある」のように3という数を強調されることが多い気がします。それを形だけ真似ているのか、それとも数が数えられないのかは知りませんが、「私が頑張ってきたことは3つあります」と切り出しているのに、話し終わると2つしかないなんてことがありました。面接官側からすると、「残り1つはなんなんだよ!」とヤキモキします。面接で天然キャラや不思議ちゃんアピールしても全く意味がないので、自分の話の構成はしっかりとチェックしておきましょう。

おわりに
以上、面接で注意することを書いてきました。
ここまで読んできてくださった皆さんがこういう面接失敗集のような内容に興味があるのでしたら、常見さんが最近出されたばかりのこの本を是非読んでください。100個も失敗が載ってるとかそれだけで感動します。

絶対やってはいけない! 負ける面接100

著者:常見 陽平
マガジンハウス
発売日:2010-08-26

それでは、またどこかの記事でお会いしましょう。

10といっておきながら、9つしか思い浮かばなかったゆとりんより


大変興味深いものでしたね。
あなたは大丈夫!!!?
上辺だけ見様見真似でする学生も多いようですが
当協会で学んだ就活生たちは
そんな失敗はしないでしょう。
今更ここに書かれたことは最低限マナーとして身につくものであり
わざわざ言うまでもないからです。

年間55万人の学生と差別化するチャンス!!来年度からは年間500名のみの
判定並びに認定しかしない予定です。

「日本コミュニケーション基礎検定」
12/19年末一般検定エントリー開始

詳細は
http://www.ja-cp.com
一般社団法人日本コミュニケーションプロフェッショナル協会ホームページ



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