マサのドリームハンティング -14ページ目

マサのドリームハンティング

夢は「かなえる」というよりも、一生かかって追い求めるものではないでしょうか? なぜなら夢は次から次へと湧いてきて、変化していくからです。なのでタイトルも「ハンティング」としました。

沈黙 (新潮文庫)/遠藤 周作
¥価格不明
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こういう本に出会えて良かったなあ、というのが正直な感想です。

主な舞台は、島原の乱の後の日本です。

当時の日本は厳しいキリスト教禁止令下にあったわけですが、

そこへ、ポルトガルから二人の宣教師がやって来ます…あとは、お読みになってみてください。

あるいは映画が近日公開のようですので、そちらをご覧になってもいいでしょう。

いろいろと考えさせられました。

僕の個人的な考えでは、日本の幕府が行った残忍なキリスト教弾圧は、もちろん正しいことではないし、

苦難を乗り越えて日本にやって来た宣教師たちは、純粋な意志を持っていたのでしょう。

しかし当時のポルトガルの目的としては、やはり日本の植民地化があったのではないか、と思うのです。

宣教師のあとにやって来るのは、おそらくはポルトガル軍であったわけですね。

僕はキリスト教徒ではないし、歴史家でもないので、あまり自信をもって言及できないのですが。

やはり、そこには、この物語で描かれている思想の断絶と、

わかりあえない人間たちを見ているはずの、神の沈黙ということがある、と思います。

重苦しい内容かもしれませんが、たくさんの方に読んでいただきたい本ですね。