前回から、症状が治らなかったからの続きです。

 

 

上司が、書類を取りに休憩室へ来たところ、様子がおかしくて泣きながら臥せっている私を見て、大慌て。「え、え、えーーーーーーー」「な、な、なにどうしたの?」

 

「か………かか、過換気を起こしたみたいで」症状を説明するも、上司の方がパニック。「なんで?なんで?なにが原因なのー!」

そんなことこっちが知りたいよ。そんな思いも他所に、上司はそばにいることにした模様で、近くの椅子に上司は座りました。

幸いにも、内服した薬が効を奏し、少しづつ症状が改善しつつありました。

 

ぽつ、ぽつ上司との会話が出来るようになるまでおおよそ30分。

症状が出てから1時間以上経過していました。

上司は繰り返し、いいんだよ。頑張らなくても、十分に頑張ったし、頑張っているじゃない。と繰り返します。

 

話が出来るようになってから、上司に言ったのは、覚えている範囲で、

選ばれし者たちが発表した後から、この症状が出るまでの経緯。

あとは、もう頑張れない。これ以上は無理。

この現状をあなたはどう思うのか。あなたは辛くないのか。

春からスタッフが5人入れ替わって、新人が来る。この現状をどう思うのか。

そんな不安を泣きながら訴えていました。

そして、症状が改善し歩けるようになったので「ご迷惑をお掛けしました。帰ります」そう上司に告げ病棟休憩室を後にしました。

それから、病棟には行っていません。行けなくなってしまいました。

 

 

 

よく過換気症候群と言われる症状を耳にしたことがあると思います。

今回、自分の心が悲鳴をあげてからそれが、何か調べたのは言うまでもありません。

 

『過換気症候群』

過換気症候群とは、精神的な不安によって過呼吸になり、手足や唇の痺れや動悸目眩等の症状が引き起こされる心身症の一つである。このとき血液がアルカリ性に傾き、呼吸性アルカローシスとなっている。過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)とも称されるが、一般に「過呼吸」と称されるものとの違いは原因が「精神的な不安」にあることである。(Wiki抜粋、参照)

 

 

私に過換気症候群として、聞こえてきたときには遅かった心の悲鳴の正体はまさに

不安、疲労感、恐怖、緊張感そのものでしたでした。