こんにちは (=⌒▽⌒=) あこです
久しぶりですが・・・
本日は、第13回目の健康情報をお届けいたします。
テーマは、「 透析療法について 」 です!
透析とは![]()
腎臓は体に不可欠の働きをしていますから、末期腎不全になって腎臓がほとんど働かなくなったら生きていくことはできません。体の血液を浄化する働きを腎臓に代わって行う人工的な方法が透析です。
透析によって生命を維持することができ、ある程度までは普通に生活することが可能になります。しかし、透析によって腎臓の機能が回復するわけではなく、生涯透析をやめることはできません。透析から解放されるのは、腎臓移植が成功する場合だけです。
透析では腎臓の機能を完全に代替することはできません。透析を長く続けるほど合併症としてさまざまな問題点が生じてきますが、20年以上も透析を続けている人や、最長の人は35年を超えています。
透析療法では![]()
腎臓のはたらきが10%以下くらいになると、透析療法が必要になります。これは主に、
1)老廃物をとりのぞく。
2)過剰な水分や塩分、カリウム、リンなどをとりのぞく。
3)酸性に傾いた血液を中性にもどす。
ために行います。
透析療法の種類
透析療法には、血液透析(HD)と腹膜透析(PD)があります。
♦血液透析療法(Hemodialysis:HD)
血液透析器(ダイアライザー)を通して、血液を体内から取り出し、血液中の老廃物や余分な水分を取り除き、浄化された血液を体内に戻す方法です。
血液を体外に取り出すために、腕の静脈と動脈をつなぎ合わせる手術が必要です。(シャント)
血液透析は、1回あたり4~5時間の治療を週2~3回程度行います。
♦腹膜透析療法(Peritoneal Dialysis:PD)
お腹の中に透析液を入れ、体内で血液を浄化する方法です。
透析液を出し入れするためにカテーテルと呼ばれるチューブを腹部に埋め込む手術が必要です。
自宅や職場でできる在宅療法のひとつです。通院回数は月に1~2回ほどです。
♦CAPD(持続携帯式腹膜透析)
腹膜透析ではCAPDという方法が一般的に行われています。
CAPDを行う上で必要なことは透析液の交換ですが、自宅や外出先で自分で行います。交換は6~8時間ごと、1日4回程度(通常は朝、昼、夕方、寝る前)です。
透析液は1回毎に必要な分量(2リットル)ずつ袋に入っています。まず、おなかの中に入っていた透析液をカテーテルから空の袋に排出し、その後新しい透析液の入った袋からカテーテルを通しておなかの中に入れます。
交換には30分くらいかかります。
透析療法を始める目安
以下の3群につき総合的に評価して決定します。
1. 次の項目にいくつ該当するか
●体に水がたまっている
●体液のバランスが崩れている
●嘔吐や食欲不振がある
●心臓、血管などへの負担
●しびれ、けいれんがある
●貧血や出血傾向がある
●目がかすむ
2. どのくらい腎臓の機能が残っているか
●1/10以下になっている(血清クレアチニン値8㎎/㎗以上が続く)
※ただし小児や高齢者、糖尿病性腎症などではこの基準にあてはまらない場合もあります。
3. 日常生活の支障はどのくらいか
●起き上がることができない
●通勤、通学がつらい
●家事がつらい など・・・
ドライウェイト(透析時基本体重)と体重の変動
透析を受ける患者さんは尿がほとんど、あるいは全く出ない状態なので、摂取した水分は体に溜まり続け、その分体重が増加します。透析を受けると体に溜まった余分な水分を除くので、その分体重が減りますが、水分の除去が過剰になっても不足してもいけません。
体の中の水分が適正な状態をドライウェイトといい、この体重を基本にして水分を除去します。
透析の間の体重の変動は、中1日で体重の3%以内、中2日で体重の5%以内にすることが原則です。
長期透析の合併症
日本の透析療法は大変進歩していますが、腎臓の機能を完全に代替することはできないので、さまざまな合併症がでてきます。個人差がありますが、一般に次のようなものが知られています。
♦骨の障害
腎不全のためのビタミンDの活性化が障害され、カルシウムが吸収されにくくなる。また血液中にリンが溜まり、透析では除去しにくい。このため、骨がもろくなる。
♦透析アミロイドーシス
透析で十分に取り除けない物質(たんぱく質の一種)がアミロイドという物質に変化し、骨や関節に沈着する。
痛み、しびれ、関節が曲がりにくいなどの症状を起こす。
♦動脈硬化
透析患者は動脈硬化が進みやすい。
♦心不全
体の水分量が透析毎に大きく変動するため、心臓に大きな負担をかけ、働きが悪くなる。
♦感染症
免疫力が低下し、感染症にかかりやすい。
♦悪性腫瘍
悪性腫瘍の発生率が一般より高い。
以上
透析療法のついてのお話をしてきました。
次回は、透析の食事療法についてお届けいたします。
ではまた![]()



