「心頭滅却すれば、火自ずから涼し」


要するに

「心の中の雑念を消し去れば、

火でさえも涼しく感じられるよ〰️。」

という意味です。


元々

中国詩人の杜筍鶴の詩の中の一節ですが、


臨済宗妙心寺派の禅僧、快川紹喜禅師が

織田信長の軍が武田軍を破った時に

この言葉を唱えて、弟子の前で

自ら炎に身を投じたと伝えられています。


「心頭滅却」の「頭」と「却」は助詞で意味はなく

「心」を「滅」するということ。

分かりやすく言うと、「心を整える」こと。


私の教室の名古屋教室は、

夏は、ガンガンに冷房つけています。

が、

弥富教室は、エアコンはありません。

未だに扇風機、冷風扇です。


以前子供達が多かった時期は、

もう、ムンムン。

でも元気いっぱいな子供達でした。


反対に

学習塾での一対一の中学生。

暑い〰️って。


そんなとき私は「心頭滅却!!」と

よく言っていました。


冷水機器を用意して、

飲みながら

汗だくになって、

必死に集中する生徒たちが

沢山巣だっていきました。


後に

高校の卒業式や成人式などで

顔を見せにきてくれる子供は皆が言いました。


「あの暑さの中、一日中学習したのを考えると

学校での受験勉強は大したことなかったわ。

良い思い出ー。」と。W




暑い時には暑いにきまっています。

自然の摂理。

自然を受け入れる。


「火」や「暑さ」は言い換えるなら

「煩悩」のこと。


内側の自分自身の煩悩に向き合い、

心を整えていくことが大切ということです。





今日も暑かったー。

今週から私も夏休みです。

何年かぶりの長期休み。

コロナで生徒もお休み多く、ゆーっくり。


流石に一週間ゴロゴロしていて飽きました。


書のお手本書いていると

じわじわ出てくる汗汗汗。

厚いタオルがぐっしょり。


水分沢山とりながら、

紙に向かいながら、


自然のサウナだ!

後でシャワー浴びたら最高よねえ。


なんて

ポジティブにとらえながらの1日でした。



でも、熱中症には気を付けて下さいね。