■6/2(木)「シンプルに生きる」レッスンを開催しました | 精神科医名越康文監修カウンセリングルーム~メンタルケアサロン『ピュアラル』のピュアブロ(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)

精神科医名越康文監修カウンセリングルーム~メンタルケアサロン『ピュアラル』のピュアブロ(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)

精神科医名越康文監修カウンセリングルーム
メンタルケアサロン~ピュアラル
(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)
のカウンセリング・メンタルトレーニングに関する
メンタルサポートブログです。


こんにちは。

6月2日(木)に「シンプルに生きる」レッスンを開催しました。

御茶会の様子


テーマは、
メンタルヘルス不全者のサポートについてお話をする会

サポートをされる側(メンタルヘルス不全者)にとっては、

・気を遣われ過ぎない(自然体で接してもらう)
・精神状況を配慮した言葉がけ

をしてもらうことが居心地がよいのですが、
サポートする側は、どういう配慮や言葉がけが必要なのか、
悩んでいることがわかりました。

2時間じっくりとお話をし、相手との距離感の大切さを感じていただけたようです。

サポートする側の人には、

 ・同じ経験をしたから理解ができる
 ・経験はしたことがないけど、寄り添う気持ちはある


という2タイプあると思います。

前者は、自分の経験を活かして接する事ができるメリットがある一方、
そこから脱した成功体験から指導的立場をとってしまうデメリットも。
このデメリットは「相手の意向を聞く、尊重する」という意識を持つことで回避できます。

後者は、客観的な立場で話を聞き、アドバイスができるメリットがある一方、
気持ちを理解できず、相手にとってNGな言葉がけや態度をとるデメリットがあります。
このデメリットは「ひたすら傾聴の姿勢をとり、本心を聞き出す」ことで回避できます。

どちらも根気がいることですが、
身近にサポーターがいることはメンタルヘルス不全者にとって心強く、
回復への道筋となるものです。

これからも「サポートしたい」という気持ちを大切にして、
その気持ちを行動に移していただけたら嬉しいです。

ご参加、ありがとうございました。




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